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豊胸

豊胸術の進化と選択肢徹底比較 ― インプラントと脂肪注入の違いと最適な選び方

最新の豊胸術を徹底解説:インプラントと脂肪注入の違いとその選び方

近年、豊胸術は技術の進化と共に多様化しています。患者さんの希望や体型、ライフスタイルに合わせて最適な術式を選ぶことが、満足度の高い結果を得るために不可欠です。本記事では、代表的な二大術式である「インプラント豊胸」と「脂肪注入豊胸」について、術式の具体的な内容やその効果、リスク、適応、デザイン面での違いについて詳しく比較解説します。

 

目次

  • ・豊胸術の全体像と進化の歴史
  • ・代表的な術式1:インプラント豊胸の詳細と特徴
  • ・代表的な術式2:脂肪注入豊胸の詳細と特徴
  • ・インプラントと脂肪注入の比較検証
  • ・術式選択のポイントと症例別アドバイス
  • ・豊胸術のデザインとシミュレーション
  • ・術後の合併症・リスクとその対策
  • ・まとめ:自分に合った豊胸術の選び方

 

豊胸術の全体像と進化の歴史

豊胸術は、バストの大きさや形、左右差の改善、加齢や授乳による下垂の修正などを目的として行われてきました。1950年代からシリコンインプラントが登場し、バストのボリュームアップが現実的なものとなりました。その後、インプラント素材や形状、挿入技術が進化し、自然な仕上がりや安全性が大きく向上しています。1990年代後半からは自己脂肪を用いた脂肪注入豊胸も登場し、よりナチュラル志向の患者さんが増加しました。

現代の豊胸では「安全性」「自然さ」「ダウンタイムの短さ」「長期安定性」などが重要視されており、患者ごとに最適な術式を選択することが主流となっています。

 

代表的な術式1:インプラント豊胸の詳細と特徴

 

インプラントの種類と特徴

インプラント豊胸は、医療用シリコン製のバッグ(インプラント)をバストに挿入することでバストアップを実現する術式です。インプラントには主に以下の種類があります。

  • ・ラウンド型(丸型):カップ全体に均一なボリュームを与え、デコルテのボリュームも強調できるタイプ。
  • ・アナトミカル型(涙型):自然なバストラインを再現でき、特に痩せ型やバストが小さい方に適応。
  • ・コヒーシブシリコン(高密度ジェル):万一破損しても流出しにくく、安全性が高い。

 

挿入位置の選択とそれぞれの特徴

インプラントの挿入位置は以下の3パターンに分類されます。

  • ・乳腺下法:乳腺組織の下、大胸筋の上に挿入。触感が柔らかくなりやすいが、痩せ型ではインプラントの輪郭が見えやすい。
  • ・大胸筋下法:大胸筋の下にインプラントを挿入。自然な仕上がりで被膜拘縮のリスクが軽減。
  • ・デュアルプレーン法:乳腺下と大胸筋下の中間。バスト上部は筋下、下部は乳腺下というハイブリッドな手法で、自然さとボリュームを両立。

 

インプラント豊胸のメリット・デメリット

  • ・明確なサイズアップが可能(1カップ単位で調整可能)
  • ・長期的な安定性あり(10年以上持続することが多い)
  • ・術後早期からボリューム変化が明確に得られる
  • ・体脂肪が少ない方や極端な痩せ型でも適応可能
  • ・異物反応や被膜拘縮、稀にインプラント破損・感染などのリスクがある
  • ・将来的な再手術(インプラント交換や摘出)が必要となる場合がある

 

代表的な術式2:脂肪注入豊胸の詳細と特徴

 

脂肪注入の基本技術と工程

脂肪注入豊胸は、ご自身の脂肪(主に腹部や太もも)を採取し、遠心分離・洗浄などで不純物や老化細胞を除去したのち、バストに注入する術式です。注入する脂肪は「生着」することで半永久的に残ります。

脂肪採取にはベイザーリポやウォータージェット、ピュアグラフトなどの技術を用いて脂肪細胞のダメージを減らし、より高い生着率を実現します。注入時には細いカニューレを用い、多層・微量ずつ、バスト全体に分散して注入することでしこりや脂肪壊死を防ぎます。

 

脂肪注入豊胸のバリエーションと進化

  • ・コンデンスリッチファット(CRF):遠心分離で不純物を除去した高純度脂肪を注入。生着率が高い。
  • ・マイクロCRF:さらに微細化した脂肪を注入し、しこりリスクを低減。
  • ・セルーション(幹細胞添加):脂肪幹細胞を加えることで生着率を向上。

 

脂肪注入豊胸のメリット・デメリット

  • ・自然な触感・見た目でバレにくい
  • ・自己組織のみを使用するためアレルギーリスクや異物反応がない
  • ・痩身効果(脂肪採取部位のサイズダウン)が期待できる
  • ・生着率に個人差があり、1回で得られるボリューム増加に限界がある(1カップ程度)
  • ・大量注入や粗雑な注入では脂肪壊死や石灰化、しこり形成のリスクあり
  • ・極端に痩せている方や脂肪が少ない方は適応外

 

インプラントと脂肪注入の比較検証

両術式は一長一短があり、患者さんのニーズや体質、希望するバストのイメージにより適応が異なります。以下に比較表を示します。

項目 インプラント豊胸 脂肪注入豊胸
ボリューム増加 2カップ以上も可能 1カップ程度(生着率による)
触感・見た目 自然だが痩せ型では硬さや輪郭が目立つ場合あり 非常に自然。自分の脂肪なので違和感が少ない
持続性 10年以上(再手術が必要な場合あり) 生着した脂肪は半永久的
リスク 被膜拘縮、感染、破損、異物反応 しこり、脂肪壊死、吸収によるボリューム減少
ダウンタイム 約1週間(内出血・腫脹)、運動制限は2週間程度 採取部位の腫脹や痛みも含め2週間程度
適応 痩せ型~標準体型、明確なサイズアップを希望 脂肪量が十分あり、自然な変化を希望

 

術式選択のポイントと症例別アドバイス

術式選択は以下のポイントを重視すべきです。

  1. 1.やりたいバストのサイズや形の明確化
  2. 2.ご自身の体脂肪量(脂肪注入の可否)
  3. 3.ダウンタイムや将来的な再手術リスクへの許容度
  4. 4.合併症や健康リスクに対する考え方

例えば、痩せ型で2カップ以上のサイズアップを希望する場合はインプラントが有力です。一方、自然な見た目や触感を最重視し、脂肪が十分に採取できる体型であれば脂肪注入が適しています。
また「ハイブリッド豊胸」と呼ばれる、インプラントと脂肪注入を組み合わせて自然なデコルテのボリュームとボリュームアップを両立させる術式も近年注目されています。

 

豊胸術のデザインとシミュレーション

豊胸術の満足度は「仕上がりのデザイン」に大きく左右されます。カウンセリング時には、患者さんの希望と体型、皮膚の張り、左右差、胸郭の形状、乳首や乳輪の位置などを詳細に分析し、最適なサイズ・形状・挿入位置を決定します。
近年は3Dシミュレーションシステム(Vectraなど)を導入し、術前にイメージを具体化するクリニックも増えています。術者の経験と美的センス、患者さんの希望をすり合わせることで、より満足度の高い結果につながります。

  • ・インプラント豊胸では、ベースの胸郭幅や皮膚の伸展性を考慮し、過剰なサイズ選択によるリスクを回避。
  • ・脂肪注入豊胸では、注入層の分布や既存乳腺・筋層の厚みを見極めて、しこりリスクを最小限に。

 

術後の合併症・リスクとその対策

 

インプラント豊胸の主な合併症

  • ・被膜拘縮(カプセル拘縮):インプラント周囲に硬い膜ができバストが硬くなる。マッサージや予防的薬剤、最新のテクスチャードタイプでリスク低減。
  • ・感染:術野の無菌管理や術前術後の抗生剤投与でリスクを抑制。
  • ・インプラント破損:コヒーシブシリコンで流出リスク低減。年数経過で定期的な画像診断(MRIやエコー)推奨。
  • ・リップリング(波打ち):皮膚が薄い場合や過度なサイズ選択で起こる。適切な選択で回避可能。

 

脂肪注入豊胸の主な合併症

  • ・脂肪壊死・しこり:注入量や分散注入技術で予防。石灰化が強い場合は摘出術が必要なことも。
  • ・吸収による効果減少:生着率を高めるために高品質な脂肪採取・処理技術が重要。
  • ・感染:無菌操作と抗生剤投与で予防。
  • ・左右差や凹凸:デザインや術者の経験が重要。

どちらの術式も、術後の診察フォローや適切なアフターケア、万一の合併症時の迅速な対応が重要です。

 

まとめ:自分に合った豊胸術の選び方

豊胸術は、単なる「大きくする」手術から「理想のバストを作る」ためのオーダーメイド施術へと進化しています。インプラント豊胸と脂肪注入豊胸、それぞれのメリット・デメリットを正しく理解し、ご自身のライフスタイルや体型、希望に合わせて最適な術式を選ぶことが大切です。
専門医によるカウンセリングとシミュレーションを活用し、術後のフォロー体制も含めて信頼できるクリニックを選択しましょう。

最後に――豊胸術は単なる美容目的だけでなく、自己肯定感やQOL(生活の質)向上にも寄与します。正しい知識と情報のもと、あなたにとっての「理想のバスト」を実現してください。

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