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目の整形

目元整形のすべて:美容外科医が徹底解説する施術法・リスク・安全対策

理想の目元を叶える美容外科の最新整形術とリスク回避の総合ガイド

美容外科医が詳細に解説する、目元整形の種類、施術法、最新技術、外部で報告されたリスク事例とその回避策、デザインへのこだわり、ダウンタイム、合併症対策、患者さんが知っておくべき知識、そして安全な手術選択のためのアドバイスを、徹底的に網羅します。

目次

  • ・目元整形の基礎知識と進化の歴史
  • ・代表的な目元整形の種類と目的
  • ・術式別・詳細解説とデザインのポイント
  • ・外部で報告されたリスク事例と専門的回避策
  • ・麻酔・痛み・ダウンタイムの真実
  • ・合併症とそのマネジメント
  • ・患者さんが知るべきカウンセリングの重要性
  • ・安全なクリニックとドクター選びの極意
  • ・最新トレンドと未来の目元整形
  • ・よくある質問Q&A
  • ・まとめと安全な目元整形のための5箇条

 

目元整形の基礎知識と進化の歴史

目元整形とは、まぶたや目の形・大きさ・バランスを外科的、時には非外科的に調整し、より理想的な目元を作り出す美容医療分野の総称です。日本においては「二重まぶた形成術(重瞼術)」が最も有名ですが、世界的には「目の開き」「目尻」「涙袋」「蒙古ひだ」などあらゆるパーツが対象となっています。

歴史的には、1880年代に欧米で上瞼のたるみ取り(眼瞼形成術)が始まり、アジア圏では1950年代に重瞼術が普及。近年は、埋没法・切開法の進化、レーザーや糸リフトなどの低侵襲技術、さらには眼窩脂肪移動術や再生医療応用など、多様化と高度化が進んでいます。

現代では「ナチュラル」と「個性的」の両方を追求するデザイン志向が高まっており、患者の骨格・筋肉・皮膚・脂肪・睫毛の生え方・顔全体のバランスを総合的に診断し、最適な方法を提案することが主流です。

 

代表的な目元整形の種類と目的

目元整形はその目的やアプローチによって多岐に分かれます。主な施術とその狙いを以下に整理します。

  • ・二重まぶた形成術(埋没法・切開法):くっきりとした二重ラインを作る
  • ・目頭切開・目尻切開:目の横幅を広げ、印象を大きくする
  • ・眼瞼下垂手術:まぶたの開きを改善し若々しい印象へ
  • ・涙袋形成:目元の立体感と優しさ・若々しさを演出
  • ・下眼瞼脱脂・たるみ取り:目の下のクマ・たるみを改善
  • ・蒙古ひだ形成/除去:アジア人特有の目頭の形を調整
  • ・グラマラスライン形成(たれ目形成):下まぶたのラインを下げて優しい印象に
  • ・眼窩脂肪移動術:凹み・クマを解消しなめらかな目元へ

これらの施術は、単独または複数組み合わせて行うことが多く、患者様一人ひとりの骨格・皮膚の厚み・筋肉の発達・加齢変化・理想のイメージに応じて最適化されます。

 

術式別・詳細解説とデザインのポイント

 

二重まぶた形成術(埋没法・切開法)

埋没法:
医療用の細い糸を上まぶたの内部に通し、二重のラインを形成する方法。切開せず皮膚を傷つけないためダウンタイムが短く、糸を外せば元に戻せる可逆的な点が特徴です。
デザインのポイントは、「ラインの幅・高さ」「まぶたの厚み・脂肪量」「睫毛の生え方」「蒙古ひだの有無」「目頭・目尻の形状」です。患者の顔全体のバランスに合わせて、2点留め・3点留め・ループ法・連結法など術式を使い分けます。
一方で、瞼が厚い・脂肪が多い場合は糸の持続力が落ちやすく、取れやすい・ラインが薄くなるリスクがあります。術前のシミュレーションと、糸の掛け方の精密なデザインが重要です。

切開法:
上瞼を希望の二重ラインで切開し、余剰皮膚や脂肪を除去して、皮膚・皮下組織・瞼板を縫合し二重を作る方法です。半永久的にラインを維持できる一方で、傷跡のリスクやダウンタイムが長いデメリットも。
デザインは、「切開幅」「皮膚・脂肪の切除量」「縫合位置」「左右差の調整」「睫毛の傾き」など、術前に細かくミリ単位で検討します。皮膚の張力・加齢変化も予測して微調整が必要です。

 

目頭切開・目尻切開

目頭切開:
蒙古ひだ(目頭を覆う皮膚)を切開・除去し、目の横幅を数mm単位で広げる手術。Z形成術・W形成術など複数の切開パターンがあり、傷跡を極力目立たせない工夫が求められます。目頭の形状によっては「過剰切除」による三白眼リスクや、左右差・傷跡肥厚に注意が必要です。

目尻切開:
目尻側の皮膚・結膜を切開し、目の横幅や下方向への広がりを作る。グラマラスライン形成(たれ目形成)と併用されることも多い。
デザインは、「切開長」「下方向・横方向どちらを重視するか」「下眼瞼のカーブ」「睫毛の流れ」など細やかな調整が必要。切りすぎによる白目露出や、癒着による後戻りリスクもあり、術者の高度な技術が求められます。

 

眼瞼下垂手術

先天性・後天性のまぶたの開きの悪さ(眼瞼下垂)を改善する手術で、まぶたを持ち上げる筋肉(挙筋腱膜・ミュラー筋)を短縮・前転する方法が主流です。
美容目的の場合は、二重形成術と同時に行い目の開きを大きく、眠そうな印象を改善します。
術中に開瞼度を計測しながら、左右差・眉位置・額の筋肉の代償性収縮も考慮し、適切な張力バランスを設計します。

 

涙袋形成・下眼瞼脱脂・たるみ取り

涙袋形成:
ヒアルロン酸注入や脂肪移植で、下まつ毛直下にふっくらとした膨らみを作る施術。注入位置・量・左右差・なじみ方が仕上がりを大きく左右します。
過剰注入による「ダマ」や「青クマ様変色」リスク、脂肪移植の場合は生着率低下・しこり化リスクもあります。

下眼瞼脱脂・たるみ取り:
下まぶたの余剰脂肪を結膜側から除去し、たるみ・クマを解消する方法。皮膚のたるみが強い場合は皮膚切除も併用。
デザインでは「脂肪の摘出量」「凹みすぎ防止」「皮膚の張りの回復」「左右差」など、顔全体のバランスを考慮します。

 

蒙古ひだ形成/除去・グラマラスライン形成

蒙古ひだはアジア人特有の目頭を覆う皮膚で、顔立ちの印象を大きく左右します。
除去(目頭切開)だけでなく、逆に形成(戻す)手術もあり、過去の切除で不自然になった例の修正や、よりナチュラルなラインへの再建など、高度なデザイン力が求められます。

グラマラスライン形成は、下まぶたのラインを下げ、たれ目に見せる手術。下眼瞼外反(白目露出)リスクや、睫毛の向きの変化に細心の注意が必要です。

 

外部で報告されたリスク事例と専門的回避策

美容外科領域では、他院・業界・論文等で報告されたリスク事例から学び、再発防止・回避策を徹底することが極めて重要です。ここでは、代表的な事例と、その回避策を専門的観点から詳述します。

 

埋没法の「取れやすさ」・「糸の露出」・「角膜損傷」リスク

  • ・糸が浅層に留まり、皮膚表面に露出した
  • ・瞼が厚く、短期間でラインが取れた
  • ・糸が瞼板を貫通し、角膜に異物感や損傷を与えた

回避策:
・糸の通し方を皮膚側から十分な深さで固定し、瞼板内に確実に通す。
・過度なテンションや過剰な糸使用を避ける。
・厚い瞼の場合は予め脂肪切除を併用、または切開法の適応を検討。
・術後の異物感・強い痛みは速やかに診察し、必要なら糸抜去を行う。

 

切開法の「傷跡肥厚」・「ラインの消失」・「左右差」リスク

  • ・肥厚性瘢痕やケロイド形成により赤み・盛り上がりが残った
  • ・時間経過で二重ラインが消えたり、不自然な線が残った
  • ・左右差が強調された

回避策:
・切開線は自然な二重のしわに合わせ、テンションを均一に保つ。
・皮膚・脂肪の切除量をミリ単位で精査。
・肥厚体質やアレルギー既往の確認、術後はステロイド軟膏やテーピングで予防。
・術中に座位確認、シミュレーションを複数回行い、左右差を最小限に。

 

目頭・目尻切開の「過剰切除」・「癒着による後戻り」・「白目露出」リスク

  • ・目頭を切りすぎて三白眼・不自然な印象になった
  • ・目尻切開で白目の露出が増加し乾燥・充血をきたした
  • ・癒着で後戻りし、ほとんど変化が残らなかった

回避策:
・術前に「切開可能な最大幅」を解剖学的ランドマークで計測。
・過去の切開歴・瘢痕の有無をチェック。
・粘膜の縫合や、癒着防止の工夫(スペーサー使用・術後軟膏)を徹底。
・自然な範囲でのデザインを優先し、過度な希望はリスク説明のうえ再考を促す。

 

眼瞼下垂術後の「開瞼過剰」・「逆に閉じにくくなる」・「ドライアイ」事例

  • ・開瞼度を上げすぎて常に驚いた表情になった
  • ・まぶたが閉じにくくなり、夜間の乾燥や角膜障害が発生
  • ・ドライアイや涙液減少、違和感が長期化

回避策:
・術中に開瞼度を座位で計測し、過矯正を避ける。
・涙液分泌量・角膜の健康状態を術前に評価。
・必要時は修正術を速やかに行う。
・患者の生活様式(コンタクト使用・パソコン業務等)も加味し、開瞼幅を決定。

 

下眼瞼脱脂・たるみ取り後の「凹みすぎ」・「下三白眼」・「外反」事例

  • ・脂肪を取りすぎて目の下が凹み、老けた印象に
  • ・皮膚の切除・縫合が強すぎて、下まぶたが外反(アカンベー状)に
  • ・白目の露出が増え、充血・乾燥を訴えるようになった

回避策:
・脂肪量の摘出は最小限・慎重に、術中に確認しつつ行う。
・皮膚切除は緩みをとる程度、過度なタイトニングは避ける。
・縫合時に下眼瞼のカーブ・テンションを調整、必要時はカンソウタイトニング(外反防止)を併用。
・術後はマッサージやテーピングで外反予防を指導。

 

涙袋形成・ヒアルロン酸注入の「しこり」「青クマ」「血管塞栓」リスク

  • ・ヒアルロン酸がダマになり、しこり・凹凸が残った
  • ・青みが強調されて「青クマ」が目立った
  • ・ごく稀に血管塞栓による皮膚壊死・失明事故が報告

回避策:
・浅すぎる注入・過剰注入を避け、カニューレ(鈍針)使用で血管損傷リスクを減らす。
・注入時は常に引き戻し(アスピレーション)を行い、血管内注入を回避。
・青クマ化しやすい部位は極力薄く・深層に注入。
・しこりはヒアルロニダーゼで速やかに分解可能。

 

麻酔・痛み・ダウンタイムの真実

目元整形における麻酔法は、施術の侵襲度と患者さんの希望により選択されます。
局所麻酔(リドカイン+エピネフリン)+笑気麻酔が標準ですが、切開法や複合手術では静脈麻酔・全身麻酔も選択肢となります。

痛みは麻酔時の「針刺し」と、術後の「腫れ・鈍痛」が主ですが、適切な麻酔・術後鎮痛薬投与で十分コントロール可能です。特に埋没法やヒアルロン酸注入はほぼ無痛、切開・複合例は数日間の軽度鈍痛が一般的です。

ダウンタイム(腫れ・内出血・むくみ)は個人差が大きいですが、埋没法で2~5日、切開法や目頭切開で1~2週間、下眼瞼脱脂・たるみ取りや複合手術では2週間以上かかる場合も。
内出血リスクを最小限にするには「術中の止血徹底」「術後のアイシング」「頭部高位での安静」「アルコールや運動の制限」が有効です。

傷跡は時間とともに薄くなりますが、体質やケア次第で差が出ます。適切なテープ固定・傷跡ケア(UVカット・保湿・ステロイド軟膏)が重要です。

 

合併症とそのマネジメント

目元整形における合併症は、発生頻度は低いものの、万一の場合に迅速な対応が必要です。主な合併症と、専門的なマネジメント法をご紹介します。

 

感染

術後2~3日で強い腫脹・発赤・疼痛・膿が出る場合、細菌感染が疑われます。
対応: 速やかに抗生物質投与・膿瘍ドレナージ・必要時は糸抜去や再手術。糖尿病・免疫低下患者は特に注意。

 

左右差・仕上がり不満足

二重や目頭・目尻の左右差は、術後の腫れや癒着の偏り、元々の骨格左右差が原因です。
対応: 術後3か月ほど落ち着くまで経過観察し、それでも強い場合は修正術を検討。術前シミュレーションと経験豊富な術者の選択が予防に最重要。

 

瘢痕・色素沈着

体質や術後の摩擦・紫外線で傷跡が盛り上がる・赤みが残る・色素沈着することがあります。
対応: ステロイド外用、シリコンジェルシート、レーザー治療、内服(トラネキサム酸等)など。経過で徐々に改善することが多い。

 

ドライアイ・涙液分泌障害

開瞼度が大きくなったり、まぶたの閉じが悪化すると発症。
対応: 人工涙液点眼・軟膏、重症例は修正術(開瞼度を下げる)を行う。

 

血腫・強い内出血

術後まぶたがパンパンに腫れ、強い紫色~黒色の血腫形成。
対応: 積極的なアイシング・安静。血腫が大きい場合は穿刺吸引・再手術で止血。

 

患者さんが知るべきカウンセリングの重要性

理想の目元を手に入れるためには、施術前のカウンセリングが不可欠です。美容外科医と患者さんの間で「どのような目元にしたいか」「何を変えたいか」「どこまで変化を望むか」を徹底的に擦り合わせる必要があります。

カウンセリングでは、

  • ・施術ごとのメリット・デメリット
  • ・ダウンタイムや合併症のリスク
  • ・理想イメージと骨格・皮膚特性の適応
  • ・複数回手術や修正の可能性
  • ・費用や支払いプラン

を、専門医がわかりやすく伝えることが大切です。

患者さん側も、希望の写真や理想イメージを持参したり、過去の手術歴・アレルギー歴・体質(ケロイド体質等)・生活習慣について正確に伝えることで、より満足度の高い結果につながります。

 

安全なクリニックとドクター選びの極意

美容外科の成功は、術者の技術・経験・倫理観に大きく依存します。安全かつ満足いく結果を得るためのクリニック・ドクター選びのポイントを以下にまとめます。

  1. 1.や2.のように数字をつけることで行ってください。
  2. 1.日本形成外科学会や日本美容外科学会認定専門医であるか確認する
  3. 2.カウンセリングで医師本人が十分な診察・説明をしてくれるか
  4. 3.術前シミュレーションやモニター症例をしっかり提示してくれるか
  5. 4.万一の合併症時に迅速な対応・修正手術が可能か
  6. 5.広告やSNSの「格安キャンペーン」や「短時間大量施術」には注意
  7. 6.口コミ・評判だけでなく、医師の経歴や論文・学会発表歴もチェック

また、ドクターとの相性や信頼感も大切にしましょう。疑問や不安は納得いくまで質問し、十分に説明を受けてから決断することが、安全な手術への第一歩です。

 

最新トレンドと未来の目元整形

目元整形の世界は、日々進歩を続けています。最近のトレンドや、今後注目される技術をいくつかご紹介します。

  • ・「ナチュラル二重」への志向:不自然な幅広二重から、骨格や皮膚になじむ自然なラインが人気
  • ・部分切開法やマイクロカット法:最小限の切開で半永久的な仕上がりを目指す
  • ・糸の素材やデザインの進化:抗菌糸・吸収性糸・連結糸など安全性・持続性の向上
  • ・眼窩脂肪移動術・脂肪注入:下眼瞼の凹みやクマ治療で自然な若返り効果
  • ・再生医療応用(PRP・幹細胞):傷跡やたるみ改善として注目
  • ・AIシミュレーション:術前に3D・AI技術で仕上がり予測が可能
  • ・男性・中高年の目元整形:若年層だけでなく、加齢によるたるみ取りや男性の清潔感アップ目的も増加

未来の目元整形は、より安全に・より自然に・より個別最適化されたオーダーメイド医療へと進化し続けます。

 

よくある質問Q&A

  1. 1.や2.のように数字をつけることで行ってください。
  2. 1.ダウンタイム中はコンタクトレンズをしても大丈夫?
    術後1週間は基本的に使用を控え、医師の許可が出てから再開しましょう。
  3. 2.二重が取れた場合、再手術はできますか?
    埋没法で取れた場合、再埋没や切開法への変更も可能です。癒着や瘢痕の程度によって術式を調整します。
  4. 3.目頭切開後の傷跡はどれくらい残りますか?
    個人差はありますが、半年~1年でほぼ目立たなくなります。体質や術後ケアで差があります。
  5. 4.左右差が気になる場合どうしたらいい?
    術後3か月は腫れや癒着で一時的に差が出やすいです。落ち着くまで待ち、それでも強い場合は修正術検討。
  6. 5.他院修正はできますか?
    はい、可能です。ただし元の手術内容や癒着の程度によっては難易度が上がるため、十分なカウンセリングが必要です。

 

まとめと安全な目元整形のための5箇条

  1. 1.や2.のように数字をつけることで行ってください。
  2. 1.自分に合ったデザイン・術式を専門医と納得いくまで相談しよう
  3. 2.リスク・ダウンタイム・合併症について十分に理解しよう
  4. 3.医師の経歴・症例・アフターケア体制を重視しよう
  5. 4.術後のケア・通院を怠らず、万一のトラブル時はすぐに受診しよう
  6. 5.「安さ」「手軽さ」だけで選ばず、安全・満足を最優先にしよう

目元整形は「人生を変える」ほどの大きな影響力を持ちます。後悔しない選択のために、十分な知識と信頼できる専門医のもとで、安全な美容医療を受けましょう。

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