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目の整形

目元整形のすべて~術式・デザイン・最新トレンド徹底解説

美しい目元を叶える整形の最前線―術式・効果・デザイン・リスクを徹底網羅

 

目次

  • ・目の整形とは?その歴史と進化
  • ・目元整形の基礎解剖学と美的基準
  • ・主な目元整形術式の特徴と比較
  • ・二重まぶた形成術(埋没・切開):詳細解説と選択基準
  • ・目頭切開・目尻切開・たれ目形成:適応・効果・注意点
  • ・眼瞼下垂手術の適応・術式・合併症
  • ・目の下のクマ・たるみ治療:脱脂、脂肪注入、ハムラ法ほか
  • ・デザインの考え方―黄金比、顔立ちとのバランス
  • ・術後経過とダウンタイム、リスク管理
  • ・最新の目元整形トレンドと今後の展望
  • ・よくあるQ&A・誤解と真実
  • ・症例写真と症例解説
  • ・まとめ:理想の目元を実現するために

 

目の整形とは?その歴史と進化

目元整形とは、まぶた(上眼瞼・下眼瞼)および目頭・目尻周囲に対して行う美容外科的処置を総称します。日本で「二重整形」と呼ばれる施術が最も有名ですが、実際には二重形成だけでなく、目を大きく見せる目頭・目尻切開、たれ目形成、眼瞼下垂手術、涙袋形成、さらには目の下のクマ・たるみ治療など多岐にわたります。

古くは20世紀初頭、アジア人に向けた二重形成術(埋没・切開)が開発され、時代とともに糸や器具、手技の改良が重ねられてきました。現代美容外科では、解剖学的理解と審美的デザインの進歩により、「自然さ」と「個性」を両立したオーダーメイド治療が可能となっています。

 

目元整形の基礎解剖学と美的基準

目元整形を理解するには、まぶたの解剖を知ることが欠かせません。上眼瞼は皮膚・眼輪筋・隔膜・ROOF(retro-orbicularis oculi fat)・眼瞼挙筋腱膜・ミュラー筋・瞼板から構成され、下眼瞼は皮膚・眼輪筋・眼窩脂肪・瞼板・下眼瞼牽引筋(下眼瞼挙筋)などが層状に重なっています。これらの解剖的知識は、術式選択や合併症予防に直結します。

また、「美しい目元」とは何かは文化・時代・個人によって異なりますが、一般的には以下の基準が重視されます。

  • ・目の左右対称性
  • ・黒目の露出度(いわゆる三白眼・四白眼の回避)
  • ・目幅(横幅)と目の開き(縦幅)
  • ・目頭~目尻のカーブと切れ長・丸目のバランス
  • ・二重ラインの幅と形(末広型・平行型・MIX型など)
  • ・眉毛や鼻、顔全体との調和(顔面黄金比)

 

主な目元整形術式の特徴と比較

目元整形には、大きく分けて「皮膚切開を伴わない方法」と「切開を伴う方法」が存在します。代表的な術式ごとに、その特徴・適応・メリット・デメリットを整理します。

 

非切開系術式(埋没法・ヒアルロン酸注入など)

  • ・埋没法:細い糸でまぶたを留め、二重ラインを作る。ダウンタイム・腫れが少ないが、取れやすさやラインの消失リスクあり。
  • ・ヒアルロン酸等注入:涙袋形成や目の下のくぼみ改善に。手軽だが持続期間が短い。
  • ・ボトックス:目尻のシワや涙袋強調、たれ目形成の補助等に。

 

切開系術式(二重切開、目頭・目尻切開、脂肪除去など)

  • ・切開法二重:皮膚切開で二重を作る。半永久的で細かな調整可能だが、ダウンタイム・傷跡リスクがある。
  • ・目頭切開:蒙古襞を解除し目幅を広げる。術式により形態変化の程度・傷跡の目立ちやすさが異なる。
  • ・目尻切開:外側に目幅を広げる。解剖学的限界あり。
  • ・たれ目形成:下眼瞼外側を下げる。骨格とのマッチングが重要。
  • ・眼瞼下垂手術:挙筋腱膜短縮やミュラー筋タック等。重症例は瞼板前転法なども。
  • ・下眼瞼脱脂・ハムラ法:目の下のふくらみ・クマの治療。

 

二重まぶた形成術(埋没・切開):詳細解説と選択基準

 

埋没法の術式バリエーションと進化

埋没法は、細いナイロン糸やポリプロピレン糸を用い、まぶたの皮膚と瞼板、あるいは皮下組織を「留める」ことで二重を作る方法です。基本のシングルループ法から、複数点固定(2点・3点・4点)、連結法(クロスリンク法)、挙筋法(瞼板ではなく挙筋に糸をかける)など、さまざまなバリエーションがあります。近年では、「取れにくい埋没法」「腫れにくい埋没法」「針穴の見えにくい埋没法」など、患者さんの要望やまぶたの厚みに応じて術式の選択肢が広がっています。

埋没法はダウンタイムが短く、傷跡が残らない点が最大のメリットですが、まぶたの厚い方・脂肪の多い方・眼瞼下垂を伴う方には不向きな場合もあります。糸の露出や感染、ライン消失(取れる)といったリスクも存在します。

 

切開法二重の細分類と適応

切開法は、まぶたの皮膚を切開し、余剰皮膚や眼窩脂肪の切除、瞼板や挙筋腱膜との癒着操作を伴って二重ラインを作る方法です。全切開法と部分切開法(小切開法)に大別されます。適応は以下の通りです。

  • ・まぶたが厚い、脂肪が多い
  • ・皮膚のたるみが強い
  • ・埋没法でラインが取れやすい・希望ラインが作れない
  • ・半永久的な二重を望む場合

術中のデザイン力・解剖知識・縫合技術が術後結果に大きく影響します。切開線の長さや位置、脂肪の切除量、腱膜処理の精度などが、自然さ・傷跡の目立ちに直結します。

 

埋没法と切開法の比較表

項目 埋没法 切開法
持続性 半年~数年(個人差大) 半永久的
ダウンタイム 1日~1週間 1~2週間(腫れ・内出血)
傷跡 ほぼ残らない 切開線に沿って微小な瘢痕
適応 まぶたの薄い人 厚い・たるみのある人
修正のしやすさ 比較的容易 修正困難な場合も
費用 10~30万円程度 25~60万円程度

 

目頭切開・目尻切開・たれ目形成:適応・効果・注意点

 

目頭切開の術式バリエーション

目頭切開は、「蒙古襞(もうこひだ)」と呼ばれる皮膚の張り出しを解除し、目の横幅を広げる手術です。代表的な方法にはZ形成術、W形成術、内田法、韓流法(韓国法)、リドレープ法などが挙げられます。

  • ・Z形成術:三角形皮弁を利用し、傷跡を目立ちにくくしながら襞を解除。
  • ・W形成術:切開線をW型にデザインし、傷の線を分散。
  • ・韓流法:蒙古襞の下に切開を入れ、傷をまつ毛の生え際に沿わせる。
  • ・リドレープ法:皮膚の余剰を利用して襞を解除し、組織を再配置。

術後の瘢痕・赤み・肥厚性瘢痕のリスク、過剰切除による不自然な目頭(いわゆる「寄り目」「切れ込み目」)に注意が必要です。適応は目頭間隔が広い(離れ目傾向)、蒙古襞が厚い、平行型二重を希望する場合などです。

 

目尻切開の解剖学的限界とデザイン

目尻切開は、目の外側(外眼角)を切開し、目の横幅を広げる術式です。外眼角部の骨・靭帯(外眼角靭帯)の位置関係により、実際に広げられる距離は2~3mm程度が限界です。過剰な切開は結膜露出や外反のリスクも。近年は「グラマラスライン形成」「下眼瞼開大術」といった術式と組み合わせ、たれ目効果をより強調するケースも増えています。

 

たれ目形成(グラマラスライン形成)のポイント

たれ目形成は、下まぶたの外側を下げることで目元を優しく・大きく見せる術式です。下眼瞼外側の結膜側からアプローチし、下眼瞼牽引筋や皮膚を引き下げ、外眼角の位置を調整します。骨格的制約が大きく、過度な下制は外反やドライアイの原因となるため、慎重なデザインと手技が要求されます。

 

眼瞼下垂手術の適応・術式・合併症

 

眼瞼下垂とは何か?

眼瞼下垂(がんけんかすい)は、上まぶたが十分に上がらず、視界が狭くなったり、額にシワが寄ったり、無意識のうちに眉を上げてしまう状態です。原因は主に挙筋腱膜の弛緩(老人性・腱膜性)、先天性挙筋不全、ミュラー筋障害、外傷や神経疾患など。近年はコンタクトレンズ長期使用による腱膜性下垂が増加傾向にあります。

 

主な術式:腱膜前転法、ミュラー筋タックほか

代表的な術式は以下の通りです。

  • ・挙筋腱膜前転法:挙筋腱膜を瞼板前面に前転固定し、筋力伝達を回復。
  • ・ミュラー筋タック(Fasanella-Servat法):ミュラー筋・結膜の一部を切除・縫縮し、まぶたを上げる。
  • ・前頭筋吊り上げ法:重症例や筋力不全例で、シリコンシートや筋膜で前頭筋に連結。

術後は左右差・開瞼過剰・閉瞼不全・感染・ドライアイなどのリスクがあり、術前評価と術中調整が極めて重要です。

 

目の下のクマ・たるみ治療:脱脂、脂肪注入、ハムラ法ほか

 

目の下の悩みの分類と治療戦略

目の下のクマ・たるみには「色素沈着型」「血行不良型」「脂肪突出型」「皮膚たるみ型」などがあり、それぞれアプローチが異なります。

  • ・脂肪突出型:経結膜脱脂術(下眼瞼結膜側から脂肪を除去)やハムラ法(脂肪を移動し凹凸を平坦化)。
  • ・皮膚たるみ型:下眼瞼切開リフト、レーザー治療、RF(高周波)など。
  • ・凹み型:脂肪注入、ヒアルロン酸注入。
  • ・複合型:上記の複数組み合わせ。

脱脂のみでは凹みが強調されるリスクがあり、現在はハムラ法(眼窩脂肪の再配置)が主流となっています。ヒアルロン酸は手軽ですが、アレルギーや血管塞栓のリスクもゼロではありません。

 

デザインの考え方―黄金比、顔立ちとのバランス

 

目元の黄金比と美的デザイン

顔全体のバランスを考えるうえで、「目の幅:鼻幅:口幅」などの黄金比(1:1.618…など)や、目頭間距離=片目幅という「三等分法」などが参考になります。ただし、実際のデザインでは各個人の骨格・眉位置・鼻根高・頬骨形態などを考慮し、単なる数値合わせではなく、「似合う美しさ」を追求することが求められます。

二重デザインでは、末広型・平行型・MIX型・幅広型・狭幅型の選択、目頭・目尻との連続性、目の開きや黒目の露出具合、まつ毛の生え方など、多数の要素が複雑に絡みます。カウンセリング・シミュレーションの際には、患者さんの希望と現実的到達点をすり合わせるプロセスが重要です。

 

術後経過とダウンタイム、リスク管理

 

ダウンタイムの目安とケア方法

各術式のダウンタイム(腫れ・内出血・痛み・赤み・違和感など)の目安は以下の通りです。

  • ・埋没法:腫れは1~3日、内出血はほぼなし~1週間、メイクは翌日から可。
  • ・切開法二重:腫れは1~2週間、抜糸まで5~7日、内出血も1~2週間。
  • ・目頭・目尻切開:腫れ1週間、抜糸5~7日、赤みや瘢痕は1~3か月かけて薄く。
  • ・眼瞼下垂:腫れ1~2週間、開閉時の違和感が1か月程度続くことも。
  • ・脱脂・ハムラ法:腫れ・内出血1~2週間、皮下血腫や凹凸感に注意。

術後は冷却、安静、抗生剤・鎮痛剤内服、創部消毒、コンタクトレンズの一時中止などを指示されます。術後の経過観察で感染・血腫・瘢痕・二重幅の左右差・開瞼不全・外反などの合併症を早期発見することが不可欠です。

 

最新の目元整形トレンドと今後の展望

 

韓国・中国発の新術式とトレンド

近年は韓国・中国の美容外科医による独自の術式が日本にも多数導入されています。例えば、ナチュラルアーチ型二重、スキニーライン(極細二重)、涙袋強調術(脂肪移植やヒアルロン酸)、蒙古襞再建術、目頭・目尻同時拡大術など。SNSやインフルエンサーの影響で、従来の「ぱっちり二重」から「自分に似合うナチュラルさ」「横長・切れ長・ツリ目補正」など多様なニーズに応えるデザインが主流となりつつあります。

また、術後のダウンタイム短縮・傷跡最小化・術式の微細化など、患者負担軽減を目指す技術進化も顕著です。AIによるシミュレーションや3D画像診断、個人の遺伝子型や顔認識AIを用いた術前評価なども研究段階にあります。

 

よくあるQ&A・誤解と真実

Q. 二重整形はバレやすい?
A. 術後1~2週間は腫れや赤み、傷跡があるためバレやすいですが、時間経過とともに自然になじんでいきます。埋没法なら1週間、切開法でも1か月程度で大半が気づかれにくくなります。なお、幅広二重や強い変化は「バレやすさ」につながるため、ナチュラル志向が増えています。

Q. 埋没法は必ず取れる?
A. まぶたの厚みや生活習慣、術式・糸の素材にもよりますが、10~20%程度の人で数年以内にラインが薄くなる・消失することが報告されています。何度も繰り返すと癒着や瘢痕で再施術が難しくなる場合もあります。

Q. 切開法は傷が残る?
A. ほとんどの場合、数か月で目立たなくなりますが、体質によっては肥厚性瘢痕や赤み、凹凸が残ることも。術者の縫合技術とアフターケアが重要です。

Q. どの術式が一番おすすめ?
A. まぶたの状態・希望デザイン・生活リズム(ダウンタイム許容度)・既往歴によって最適解は異なります。必ず専門医のカウンセリングで詳細な説明を受けてください。

 

症例写真と症例解説

(※実際の症例写真は掲載できませんが、代表的な症例パターンを以下に解説します。)

  1. 1. ・20代女性、埋没法二重、末広型デザイン、腫れ最小限、術後2か月でナチュラルな仕上がり。術前はまぶたの厚みが少ないため、2点留めで十分な固定性を確保。
  2. 2. ・30代女性、切開法二重+脱脂、平行型デザイン、皮膚のたるみ・脂肪が多い症例。切開線をまつ毛側に寄せ、腫れ・内出血は1週間で改善、術後はメイクでカバー可能。
  3. 3. ・40代男性、眼瞼下垂矯正、腱膜前転法。重度の開瞼不全・額のシワ強調が改善し、視野も大幅に拡大。術後は一時的に開閉時の違和感も、1か月で消失。
  4. 4. ・20代女性、目頭・目尻切開+たれ目形成。目幅を拡大し、丸目から切れ長デザインへ。傷跡は2か月でほぼ目立たず、自然な印象に。

 

まとめ:理想の目元を実現するために

目元整形は、単なる「二重にする」「目を大きくする」だけでなく、ご自身の顔立ちや理想像、まぶたの解剖的特徴、生活ニーズに合わせたオーダーメイド治療が求められます。術式ごとにメリット・デメリットがあり、術後ケアやリスク管理も不可欠です。専門医による丁寧なカウンセリングと、最新の技術・デザイン理論を駆使したプランニングで、あなたらしい美しさを引き出しましょう。

目元の印象は人生や自信、対人関係にも大きな影響を与えます。本記事が目元整形を考える皆さまの一助となれば幸いです。疑問や不安があれば、必ず信頼できる美容外科専門医にご相談ください。

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