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豊胸

豊胸手術のすべて:患者体験談とQ&Aでわかる最新豊胸術

最新の豊胸手術を徹底解説:リアルな体験談と専門医が答えるQ&A

 

目次

  • ・豊胸手術とは?基礎知識と歴史
  • ・豊胸術の種類:シリコンバッグ・脂肪注入・ヒアルロン酸注入
  • ・解剖学的基礎とデザインの考え方
  • ・カウンセリングから術前検査までの流れ
  • ・手術当日の流れと麻酔管理
  • ・術後の経過とダウンタイム:症例詳細と管理方法
  • ・合併症とリスク管理
  • ・患者の体験談:リアルな声と写真で見るビフォーアフター
  • ・よくある質問Q&A:専門医が徹底回答
  • ・まとめ:自分に最適な豊胸術を選ぶために

 

豊胸手術とは?基礎知識と歴史

豊胸手術(乳房増大術)は、審美的・再建的目的で乳房の大きさや形態を改善する外科的治療です。日本国内では美容医療の発展とともに需要が拡大し、近年では20代~50代まで幅広い年代の女性が検討・施術を受ける一般的な手術となっています。
豊胸術の歴史は19世紀末に遡り、パラフィンやシリコーンオイル注入など非生体適合素材による試みが多数報告されてきましたが、長期的な安全性や合併症の問題から現在は使用されていません。
現代の豊胸術は主に「シリコンバッグによる人工乳房挿入」「自己脂肪注入」「ヒアルロン酸注入」の3つに大別されます。各術式は進化を続けており、患者の希望や体型、生活スタイルに合わせたオーダーメイドの提案が重視されています。

 

豊胸術の種類:シリコンバッグ・脂肪注入・ヒアルロン酸注入

 

シリコンバッグ豊胸術

シリコンバッグ(インプラント)は、世界的に最も普及している豊胸法です。バッグの形状はラウンド型やアナトミカル型、表面はスムースタイプやテクスチャードタイプがあり、各患者の胸郭形状や皮膚の厚み、希望するバストサイズに合わせて選択されます。
インプラント挿入のアプローチは、乳房下縁切開乳輪周囲切開腋窩切開の3つが主流です。どのアプローチが最適かは、患者の希望・傷跡の目立ちにくさ・術者の熟練度により決定されます。
挿入層は「乳腺下」「大胸筋下」「デュアルプレーン法(乳腺下+大胸筋下)」があり、皮膚や皮下組織の厚さ、大胸筋の発達度合いを計測し最適な層を選びます。

 

脂肪注入豊胸術

自己脂肪注入は、太ももや腹部などから吸引した自身の脂肪を遠心分離・精製し、乳房に注入する方法です。自己組織を用いるためアレルギー反応や異物感が少なく、自然な触感・形態が得られる点が特徴です。
脂肪注入の際は、脂肪細胞の生着率を高めるために「ピュアグラフト法」「コンデンスリッチファット(CRF)」や「幹細胞補助脂肪注入(CAL)」など高度な技術が併用されることが増えています。
一度の施術で得られるバストアップ効果には限界があり、希望により2回以上の施術が必要となるケースもあります。

 

ヒアルロン酸注入豊胸術

ヒアルロン酸注入は、比較的手軽に施術を受けられる豊胸法です。特に「短期間だけバストアップしたい」「手術に抵抗がある」「ダウンタイムを最小限にしたい」といった方に適応されます。
使用されるヒアルロン酸は高濃度・高粘度タイプで、注入後約1~2年かけて体内に吸収されます。持続期間が短いことや大量注入によるしこり形成のリスクがあるため、患者の希望とリスクを十分に説明した上で選択する必要があります。

 

解剖学的基礎とデザインの考え方

豊胸術の成功には、乳房の解剖学的構造の把握が不可欠です。
乳房は、皮膚・皮下脂肪・乳腺組織・大胸筋・肋骨から成り、個々の厚みや発達度合いがバストの形態や手術方法選択に大きく影響します。
インプラント豊胸では、被膜拘縮予防や自然な上部ライン形成のため、デュアルプレーン法が近年主流となっています。特に日本人女性は皮下脂肪・乳腺組織が薄い傾向にあるため、インプラントの縁が目立たないデザイン設計が求められます。
脂肪注入豊胸の場合、注入層は皮下・乳腺下・筋膜下など多層にわたり、バストのボリューム分布や皮膚の伸展性を計算して分散注入します。生着率向上のためには、脂肪細胞の微量分割注入や血流豊富な層への注入が推奨されます。
ヒアルロン酸注入では、乳腺下や皮下に均一かつ層状に注入し、しこりや凹凸を防ぐための繊細な施術が必要です。

 

カウンセリングから術前検査までの流れ

豊胸術は患者の希望や身体的条件によって適応・術式が大きく変わるため、術前カウンセリングが極めて重要です。
カウンセリングでは、

  • ・理想とするバストサイズ・形態のヒアリング
  • ・既往歴やアレルギー歴の確認
  • ・乳腺疾患や腫瘍の有無の評価(必要に応じて乳腺エコーやマンモグラフィー)
  • ・体型評価(BMI、皮膚の伸展性、脂肪採取可能部位の有無)
  • ・術式ごとのメリット・デメリット、リスク説明
  • ・術後の生活・ダウンタイムの説明

などを行います。
術前検査としては、血液検査・心電図・胸部レントゲン・感染症チェックなどが行われ、必要に応じて麻酔科的評価も追加されます。
また、インプラント挿入の場合は、将来的な乳癌検診への影響も説明し、MRIによる経過観察の重要性についても案内します。

 

手術当日の流れと麻酔管理

手術当日は、

  • ・最終カウンセリングおよび術前デザインの確認
  • ・マーキング(インプラント挿入位置や注入範囲を詳細にデザイン)
  • ・術前写真撮影
  • ・麻酔導入(静脈麻酔または全身麻酔が多い)

などを行い、患者の安全・快適性を最優先して進行します。
インプラント挿入脂肪吸引を伴う脂肪注入では、術中の痛みや不安を最小限に抑えるため、静脈麻酔や全身麻酔が標準的です。一方、ヒアルロン酸注入は局所麻酔や笑気麻酔で十分対応できることが多いです。
術中はモニタリング(心電図・酸素飽和度・血圧・体温)を行い、術後合併症予防のため抗生剤・鎮痛剤を適切に投与します。

 

術後の経過とダウンタイム:症例詳細と管理方法

術後は、術式により経過や注意点が異なります。
インプラント豊胸では、術後24~48時間は安静が必要で、翌日~翌々日にドレーン抜去や創部チェックを行います。初期は腫脹・圧痛・内出血がみられますが、2週間程度で軽快することが一般的です。
術後1か月はワイヤー付き下着の着用を控え、スポーツブラなどで固定します。激しい運動や重労働、腕を大きく動かす動作は術後3~4週間は制限が必要です。
脂肪注入豊胸では、注入部位に腫れや軽度の内出血、吸引部位に圧痛・浮腫がみられることがあります。脂肪生着率を高めるため、圧迫下着や安静指導が行われます。
ヒアルロン酸注入は、腫れや内出血は最小限であり、当日から日常生活が可能です。
感染・血腫・被膜拘縮・脂肪壊死・しこり・左右差などの合併症が生じた場合には早期対応が必要です。

 

合併症とリスク管理

豊胸術には、以下のような合併症リスクがあります。

  • ・感染:術後数日以内に発生しやすく、発熱・発赤・腫脹がみられる場合は早期に抗生剤投与やインプラント抜去が必要となることも。
  • ・血腫:術中の止血不全や術後の圧迫不十分で発生し、再手術による血腫除去が必要になる場合も。
  • ・被膜拘縮(カプセル拘縮):インプラント周囲にできる線維性被膜が収縮し硬くなる現象。グレード1~4に分類され、重度の場合は再手術やインプラント交換が必要です。
  • ・脂肪壊死・しこり:脂肪注入後に生着しなかった脂肪が壊死・石灰化し、しこりとして残ることがあります。
  • ・左右差・位置ずれ:術後の腫れや癒着、インプラントの回転・移動、脂肪生着の不均一などが原因。
  • ・感覚変化:乳頭や乳輪周囲の知覚鈍麻・過敏が一時的または稀に長期的に残る可能性。
  • ・乳癌診断の難易度上昇:インプラント挿入によりマンモグラフィーの診断精度が低下することがあるため、MRIや超音波検査の併用が推奨されます。

いずれも適切な術前評価とアフターケア、万全の感染予防策によってリスクは大幅に低減可能です。

 

患者の体験談:リアルな声と写真で見るビフォーアフター

 

症例1:30代女性・シリコンバッグ豊胸

「20代の頃からバストの小ささに悩み、下着やパッドでごまかしてきましたが、30歳を機に思い切って豊胸手術を決断しました。術前のカウンセリングで自分の理想をしっかり伝えることができ、不安も丁寧に解消していただきました。
術後1週間ほどは腫れと違和感がありましたが、2週間目からは自然な形になり、3か月後には触感も柔らかくなりました。パートナーにも自然だと驚かれ、今では水着やドレスを自信を持って着られます。傷跡もほとんど目立ちません。」
豊胸ビフォーアフター1

 

症例2:40代女性・脂肪注入豊胸

「出産と授乳でバストがしぼみ、加齢とともにデコルテのハリも失われて悩んでいました。異物感が心配だったので自分の脂肪を使う方法を選択。太ももから脂肪を採取し、同時にボディラインも整えることができて大満足です。
術後は吸引部の圧迫と注入部の微細な腫れがありましたが、1か月ほどで落ち着きました。脂肪の生着率や術後のケアなど、事前に詳しく説明があり安心して受けられました。」
豊胸ビフォーアフター2

 

症例3:20代女性・ヒアルロン酸注入豊胸

「仕事の都合で長期休暇が取れないため、ヒアルロン酸注入を選びました。施術は1時間もかからず、当日から普段通りに生活できました。自然なボリュームアップで友人には気づかれず、1年ほどで徐々に元のサイズに戻りました。
短期間のイベントや撮影前にもおすすめだと思います。」
豊胸ビフォーアフター3

 

よくある質問Q&A:専門医が徹底回答

 

Q1. 豊胸術後のバストはどれくらい持続しますか?

A. シリコンインプラントは10年以上の長期持続が一般的ですが、経年劣化や被膜拘縮のリスクもあるため、10年ごとの定期検診と適切なタイミングでの入れ替えが推奨されます。脂肪注入は生着した脂肪は半永久的に残りますが、生着率は50~70%程度です。ヒアルロン酸注入は1~2年で吸収されるため、繰り返し施術が必要です。

 

Q2. 授乳や乳癌検診に影響はありますか?

A. 基本的に乳腺組織を温存するため授乳自体は可能ですが、乳輪切開の場合は乳管の一部が損傷する可能性があります。また、インプラント挿入によりマンモグラフィーの精度が低下することがあるため、MRIや超音波検査の併用をおすすめします。

 

Q3. どの術式が自分に合っているか迷っています。

A. 体型やバストの状態、希望するバストサイズ、ダウンタイムの許容度、異物感の有無などから、最適な術式が異なります。まずはカウンセリングで専門医と具体的なイメージ・ライフスタイルについて相談し、適応とリスクを十分に理解したうえで選択しましょう。

 

Q4. ダウンタイム中に気をつけることは?

A. 術式ごとに異なりますが、共通して安静・圧迫・患部の清潔維持が重要です。術後1週間は激しい運動・入浴・飲酒を控え、処方薬を正しく服用してください。異常な腫れや痛み、発熱がある場合は速やかに医療機関へ連絡しましょう。

 

Q5. 傷跡はどのくらい残りますか?

A. 切開部位(腋窩・乳房下縁・乳輪周囲)によって異なりますが、いずれも数ヶ月で色素沈着が薄くなり、半年~1年でほとんど目立たなくなります。脂肪注入やヒアルロン酸注入は針穴のみで、傷跡はほぼ残りません。

 

Q6. 豊胸術後の運動や職場復帰はいつから可能ですか?

A. シリコンバッグや脂肪注入の場合、軽い事務作業は術後3~4日で可能ですが、重い荷物を持つ、腕を広げる運動、激しいスポーツは術後1か月程度控えてください。ヒアルロン酸注入は翌日から通常生活が可能です。

 

Q7. 豊胸術の費用相場は?

A. 施術内容やクリニックによって異なりますが、おおよその目安は以下の通りです。

  • ・シリコンバッグ豊胸:80万~150万円
  • ・脂肪注入豊胸:100万~200万円
  • ・ヒアルロン酸注入:1回30万~60万円

アフターケアや再手術費用が別途かかる場合もあるため、詳細はカウンセリング時に確認してください。

 

まとめ:自分に最適な豊胸術を選ぶために

豊胸手術は、単なる美容目的にとどまらず、自己肯定感やライフスタイル向上に大きな影響を与える医療行為です。
近年は術式の多様化と技術革新により、個々の希望や体質、生活背景に合わせたオーダーメイド治療が可能となっています。
重要なのは、

  • ・経験豊富な専門医によるカウンセリングを受ける
  • ・術式ごとのメリット・デメリットやリスクを十分に理解する
  • ・術後アフターケアや定期検診を継続する

ことです。
あなたの「なりたい自分」を叶えるために、まずは信頼できるクリニックでの相談から始めてみてください。

 

参考文献・関連リンク

  • ・日本美容外科学会(JSAPS, JSAS)公式ガイドライン
  • ・Plastic and Reconstructive Surgery, 最新号
  • ・乳房増大術のエビデンスと合併症管理(医学書院)
  • ・厚生労働省:美容医療の安全に関する指針

本記事が豊胸術を検討されている方の一助となれば幸いです。ご質問やご相談はお気軽にクリニックまでお問い合わせください。

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