盛岡院
盛岡院フォーム予約
盛岡院 LINE 予約
吉祥寺院
吉祥寺院フォーム予約
吉祥寺院LINE予約
instagram
youtube
tiktok

NEWS

 

更新情報

小顔

小顔整形における最新リスク事例と安全な施術選択のポイント

安全に理想のフェイスラインへ導く小顔整形のリスクと対策

小顔整形は、現代美容医療において非常に人気の高い施術領域です。しかし、医療事故や後遺症の報告も少なくないのが現状です。安全な小顔整形のためには、術式ごとのリスクを正しく理解し、適切な回避策を知っておくことが不可欠です。本記事では、外部報告されたリスク事例を基に、各種小顔整形術の安全性を高めるための具体的なポイントをわかりやすく解説します。

 

目次

  • ・小顔整形の主な施術法とその特徴
  • ・他院や業界で報告されたリスク事例の詳細
  • ・リスク回避のための具体的対策
  • ・患者さんが知っておくべきカウンセリングのポイント
  • ・まとめ:安全に小顔を目指すために

 

小顔整形の主な施術法とその特徴

小顔整形には様々な施術法がありますが、大きく分けて「骨格アプローチ」「脂肪アプローチ」「筋肉アプローチ」「皮膚引き締め」の4つに分類されます。それぞれの術式には異なるリスクが存在し、患者様の骨格や希望によって適応が分かれます。

 

骨格アプローチ:下顎骨・頬骨形成術

骨格へのアプローチとして代表的なのが下顎骨(エラ)削り、頬骨削りなどの輪郭形成術です。骨切りや骨削り術は、外科的侵襲が大きく、出血量や神経損傷リスクが高いのが特徴です。
適応例:明らかな骨性肥大による輪郭の張りが気になる場合
主なリスク:効果が大きい反面、下顎枝のオトガイ神経損傷、下歯槽神経麻痺、顔面非対称、骨癒合不全、感染、過剰骨削除による機能障害などの報告があります。

 

脂肪アプローチ:脂肪吸引・バッカルファット除去

脂肪吸引(顎下・頬)やバッカルファット除去は、皮下脂肪や深部脂肪の減量によってフェイスラインをシャープに整えます。
適応例:皮下脂肪が多いことで輪郭がぼやける場合
主なリスク:皮膚のたるみ、左右差、顔面神経損傷、血腫、感染、過剰吸引による凹凸や老化促進などが報告されています。

 

筋肉アプローチ:咬筋ボトックス注射

咬筋肥大によるエラ張りに対しては、ボツリヌストキシン製剤による筋萎縮療法が有効です。
適応例:歯ぎしりや食いしばりが強い、筋肉性肥大のある場合
主なリスク:過剰投与による表情筋の機能低下、左右差、一時的な咀嚼力低下、抗体産生による効果減弱などが知られています。

 

皮膚引き締め:HIFU・糸リフトなど

たるみやゆるみを伴う輪郭のもたつきには、HIFU(高密度焦点式超音波)、糸リフト、RF(高周波)などの皮膚・皮下組織への非外科的アプローチが用いられます。
適応例:軽度から中等度の皮膚たるみ
主なリスク:熱傷、神経障害、皮下硬結、糸の露出や感染などが指摘されています。

 

他院や業界で報告されたリスク事例の詳細

近年、SNSや学会報告を通じて、小顔施術後の合併症やトラブル事例が多数共有されています。ここでは代表的なリスク事例を挙げ、その原因と背景を掘り下げます。

 

・骨切り術後の感覚麻痺と顔面非対称

頬骨弓削りや下顎角形成術後に一側性の感覚麻痺(下唇のしびれ等)が長期にわたり残存した症例が複数報告されています。主因は、下歯槽神経・オトガイ神経の損傷です。また、不適切な骨切りラインや左右差のある骨削除により、顔貌非対称が生じるケースも報告されています。

 

・バッカルファット除去後の老け顔・たるみ進行

バッカルファットの過剰切除により、頬部のくぼみやたるみが進行し、老け顔印象となった症例があります。特に20~30代の若年者において、将来的な皮膚のハリ低下と重なって問題化することが指摘されています。

 

・顔面神経損傷による表情障害

脂肪吸引および糸リフト施術後に、頬部の顔面神経枝(頬骨枝、下顎縁枝)損傷を来し、一時的あるいは恒久的な表情筋麻痺が生じたケースが報告されています。術野の解剖学的知識の不足や過度な侵襲が原因となっています。

 

・HIFUやRF治療による熱傷・脂肪萎縮

HIFUやRFは非外科的で安全性が高いとされますが、出力設定や照射深度の誤りにより、皮膚熱傷や過剰な脂肪萎縮(顔やつれ)が生じた事例が複数報告されています。適切な機器操作と照射プロトコルの遵守が不可欠です。

 

リスク回避のための具体的対策

小顔整形における合併症リスクを最小化するためには、次のような多角的な対策が求められます。

 

・術前シミュレーションと三次元評価

骨切りや脂肪吸引など侵襲的施術では、三次元画像解析やCT/MRIによる術前評価を必ず行い、神経走行・血管分布・骨形態を詳細に把握することが重要です。
また、デジタルモーフィングによる術後シミュレーションにより、過剰な施術を未然に防ぎます。

 

・術者の解剖学的知識と経験

顔面骨・顔面神経の詳細な解剖知識は不可欠です。特に骨切りや脂肪吸引、糸リフトなどでは、顔面神経枝や主要血管の走行を確実に避けるため、熟練した術者による施術が求められます。
また、学会参加や症例検討会を通じて、最新のリスク事例を常にアップデートしておく姿勢が重要です。

 

・適応症例の見極めと複合治療の提案

単一の施術に頼らず、骨格・脂肪・筋肉・皮膚の状態ごとに最適な複合治療(例えば、軽度肥厚にはボトックス+HIFU、中等度には脂肪吸引+糸リフト、骨性優位なら骨切りなど)を提案することで、過剰侵襲や不必要な合併症を避けられます。

 

・術後管理と早期対応

術後は腫脹・内出血の評価、神経障害の有無の確認、感染予防のための抗菌薬投与やドレナージ管理を徹底します。異常があれば早期に再診・再手術を検討する体制を整えておくことが重要です。

 

患者さんが知っておくべきカウンセリングのポイント

安全な小顔整形のためには、患者さん自身もリスクと効果について正しい知識を持つことが大切です。カウンセリング時には以下の点を確認しましょう。

  • ・各施術のメリット・デメリット、後遺症リスクの説明を受けているか
  • ・必要に応じて複数の術式を比較検討しているか
  • ・術後のダウンタイムや生活制限について十分理解しているか
  • ・術後トラブル時の対応体制(再診・再手術の可否、費用負担等)を明確にしているか

また、SNS等で拡散される症例写真や口コミだけに惑わされず、自身の骨格や脂肪分布に合った施術を選択することが重要です。セカンドオピニオンの活用もおすすめです。

 

まとめ:安全に小顔を目指すために

小顔整形は、適切な術式選択とリスク管理によって理想のフェイスラインを実現する有効な手段です。一方で、骨切り術や脂肪吸引、HIFUなどは、知識・経験の浅い術者や不適切な適応選択によって重大な合併症を引き起こす可能性もあります。
外部報告された事例から学び、術前評価・術中管理・術後フォローの各段階で徹底した安全対策を講じることが、患者さんの満足度と安全性の両立につながります。
美容外科医も患者さんも、リスクと効果を冷静に見つめ、信頼できるクリニック・術者のもとで安全な小顔整形を目指しましょう。

ページトップへ
盛岡院 予約
フォーム予約 LINE予約する 電話をかける
吉祥寺院 予約
フォーム予約 LINE予約する 電話をかける