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小顔

小顔形成術の最新動向と術後ケア:ダウンタイム・回復期間の実際

顔面輪郭形成の最前線と術後管理:ダウンタイムを科学する

美容外科領域において「小顔」は依然として高い人気を誇るテーマです。しかし、小顔形成術には骨格、軟部組織、皮膚、脂肪など多層的なアプローチが求められ、それぞれの施術ごとにダウンタイムや回復プロセスも大きく異なります。本記事では、エキスパートの視点から最新の小顔形成術の種類、術後のダウンタイム、疼痛管理、日常生活への復帰までを詳細に解説します。

 

目次

  • ・小顔形成術の分類と適応
  • ・各術式におけるダウンタイムの実際と管理法
  • ・症例別ダウンタイム経過:具体的症例に基づく考察
  • ・痛みと腫脹コントロールの最新戦略
  • ・術後の生活指導と回復促進のポイント
  • ・よくある質問とその解説

 

小顔形成術の分類と適応

顔面輪郭形成は、以下のような主要な術式に大別されます。

  • ・骨切り術(下顎角形成術、頬骨弓縮小術、オトガイ形成術など)
  • ・脂肪吸引(顔面・頸部脂肪吸引、バッカルファット除去)
  • ・注入療法(ボツリヌストキシン、ヒアルロン酸、脂肪溶解注射)
  • ・糸リフト(スレッドリフト)
  • ・皮膚のタイトニング(高周波、HIFUなどのエネルギーデバイス)

適応の選択は患者の骨格的特徴、皮下脂肪量、皮膚の弾性、年齢、希望するダウンタイムなど多因子によって決定されます。特に骨切り術においては、CTや3D画像解析に基づいた精緻なシミュレーションが必要です。

 

各術式におけるダウンタイムの実際と管理法

 

骨切り術(下顎角形成、頬骨縮小など)

骨切り術は最もダウンタイムが長く、侵襲度も高い施術です。術後直後は以下のような経過を辿ります。

  1. 1.腫脹:ピークは術後2~3日目、徐々に軽減し2週間で70~80%減少、完全消退までは1~3ヶ月
  2. 2.内出血:術後1週程度で消退傾向、まれに長期残存する場合も
  3. 3.疼痛:術後48時間がピーク、鎮痛薬(NSAIDs・アセトアミノフェン)でコントロール可能
  4. 4.感覚異常:オトガイ神経や顔面神経枝のリスクを伴い、数週間から数ヶ月で回復
  5. 5.開口障害:咀嚼筋への影響で一時的に生じるが、リハビリで改善

術後は頭部挙上、クーリング、抗生剤投与、口腔ケア、弾性包帯固定(3~5日)が標準的管理です。社会復帰までは最低でも10~14日を要します。

 

脂肪吸引・バッカルファット除去

フェイスラインの脂肪吸引やバッカルファット除去は、比較的ダウンタイムが短い施術です。典型的な経過は以下の通りです。

  • ・腫脹:術後2~3日がピーク、7~10日で大部分が軽快
  • ・内出血:術直後より現れ、1週間程度で消退
  • ・疼痛:術後24~48時間がピーク、鎮痛薬内服で十分コントロール可能
  • ・しびれや違和感:数日~1週間で自然消退

弾性フェイスバンドの装着は48~72時間、その後は夜間のみ1週間程度推奨されます。社会復帰は腫脹・内出血の度合いによりますが、平均して3~5日です。

 

注入療法・糸リフト・エネルギーデバイス

これらの施術は「ノンダウンタイム」と謳われることも多いですが、実際には軽微な腫脹、発赤、内出血が生じることもあります。

  • ・ボツリヌストキシン:注射部位の軽度腫脹・赤み(数時間~1日)、内出血は稀
  • ・ヒアルロン酸:注入部位の腫脹・圧痛(1~3日)、内出血のリスク有
  • ・脂肪溶解注射:薬剤による腫脹やしこり感(2~5日)、熱感もありうる
  • ・糸リフト:ツッパリ感、軽度腫脹・内出血(3~7日)、稀に皮膚の凹凸感
  • ・HIFU等:赤み・熱感(数時間~1日)、腫脹は軽微

これらの施術はいずれもメイクやシャワーは当日~翌日から可能であり、日常生活への支障は最小限です。

 

症例別ダウンタイム経過:具体的症例に基づく考察

下顎角形成術の代表的な症例を例に、ダウンタイムの経過を示します。

  1. 1.術後1日目:強い腫脹・疼痛。クーリングと静脈鎮痛薬持続点滴施行。
  2. 2.術後3日目:腫脹ピーク、口腔内創部の違和感増強。食事は流動食中心。
  3. 3.術後7日目:腫脹軽快し、表情筋の動きも回復傾向。抜糸・経口摂取可。
  4. 4.術後14日目:70~80%の腫脹消退。社会復帰可能レベル。
  5. 5.術後1ヶ月:ほぼ自然なフェイスラインとなり、感覚障害も回復傾向。

同じ骨切り術でも、患者の体質や術式(外板切除・内板切除の有無、骨の切除範囲)でダウンタイムに個人差が出ます。脂肪吸引や注入療法では、早期回復傾向がより顕著です。

 

痛みと腫脹コントロールの最新戦略

疼痛管理は近年大きく進歩しています。多くの施設で以下の方法が組み合わされます。

  • ・術中:超音波メス、ピエゾサージェリー等の低侵襲デバイスの活用
  • ・術後:アセトアミノフェン、NSAIDs、場合により弱オピオイド系鎮痛薬
  • ・神経ブロック:下顎神経・顔面神経周囲の局所麻酔
  • ・腫脹対策:クーリング、ステロイド短期投与、ヘモスタティックデバイス
  • ・感染対策:予防的抗生剤、口腔内洗浄

患者教育として「痛みのピークはいつか」「どの程度なら正常範囲か」「異常時の対処法」を説明しておくことで、不安軽減と早期回復が期待できます。

 

術後の生活指導と回復促進のポイント

  1. 1.頭部挙上(30度程度)を維持し、患部の血流鬱滞を防ぐ
  2. 2.術後48~72時間は積極的クーリング(直接氷嚢は避ける)
  3. 3.弾性包帯やフェイスバンドの着用を指示通り継続
  4. 4.経口摂取は柔らかい食品から開始し、口腔内清潔を保つ
  5. 5.飲酒・喫煙・激しい運動は最低2週間は避ける
  6. 6.創部縫合糸の抜糸や経過観察のため、定期受診を厳守

また近年は、リンパドレナージュや超音波治療など物理療法を併用し、回復を促進するクリニックも増えています。

 

よくある質問とその解説

  • ・「どの施術が一番早く回復しますか?」
    →注入系・エネルギーデバイスが最短ですが、効果持続や適応範囲も考慮が必要です。
  • ・「骨切り術の後遺症はありますか?」
    →一過性の感覚障害や腫脹が主体で、永久的な後遺症は極めて稀です。症例選択が重要。
  • ・「ダウンタイム中のメイクや洗顔は?」
    →術式によりますが、創部を避ければ2~3日後から可能な場合が多いです。
  • ・「腫れが長引いた場合は?」
    →稀に遅延性浮腫や感染の可能性も。主治医に早期相談を。

 

まとめ

小顔形成術は術式ごとにダウンタイムや回復プロセスが大きく異なり、適切な術式選択と個別化した術後ケアが不可欠です。患者教育・疼痛管理・生活指導の徹底により、安全かつ満足度の高い小顔治療を実現できます。術前には自身のライフスタイルや回復への希望を明確にし、専門医と十分なカウンセリングを行うことが最善のスタートです。

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