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目の整形

目元整形術後の正しい生活指導とケア:美しい仕上がりのためにできること

目元整形後の生活とケア:理想の仕上がりに向けた正しい術後指導

目元の美容外科は、二重まぶたの形成や目頭切開、眼瞼下垂手術など多岐にわたります。美しい仕上がりと安全な回復を目指す上で、術後の生活指導やケアの内容は非常に重要です。本記事では、各種目元整形の術後経過に即した生活指導や、腫れ・内出血・感染予防、再手術を避けるためのポイント、さらには術後のデザイン維持や後戻り防止策まで、専門家の立場から詳しく解説します。

 

目次

  • ・目の整形術後の一般的な経過と注意点
  • ・具体的な術後ケアのポイント
  • ・生活習慣で気をつけるべきこと
  • ・術後のデザイン維持と後戻り予防
  • ・トラブル発生時の対応と相談のタイミング
  • ・まとめ:理想の目元を長く保つために

 

目の整形術後の一般的な経過と注意点

目元の整形手術には、埋没法・切開法による二重まぶた形成、目頭切開、目尻切開、タレ目形成術、眼瞼下垂手術、上眼瞼・下眼瞼のたるみ取りなど多様な術式があります。どの術式においても、術後には組織の腫脹(腫れ)・内出血・疼痛・感染リスクが伴います。術後の経過は個人差も大きいため、医師の指示に従った管理が不可欠です。

通常、腫脹は術後2〜3日でピークとなり、その後徐々に軽減します。内出血は2週間程度で自然吸収されますが、体質や生活習慣によって長引くこともあります。抜糸を要する切開法の場合、術後5〜7日程度で抜糸を行い、その後も引き続き経過観察が必要です。

また、目周囲は顔面の中でも血流が豊富なため、腫れが目立ちやすい反面、適切なケアにより回復も比較的早い部位といえます。以下で、術後の一般的な注意点をまとめます。

  • ・術後当日は安静とし、頭部を高くして休む
  • ・術直後の強い圧迫や擦過は避ける
  • ・術創部(傷口)は清潔を保つ
  • ・過度な運動や飲酒は控える
  • ・処方薬(抗生剤・鎮痛剤・点眼薬など)は指示通りに使用
  • ・異常があれば早期に担当医へ連絡

 

具体的な術後ケアのポイント

術後のケアを徹底することは、合併症予防や美しい仕上がり維持のために極めて重要です。ここでは、術式ごとに考慮すべき具体的なケアを解説します。

 

二重まぶた埋没法の術後ケア

  • ・術後24〜48時間はアイスパック等で冷却し、腫れの軽減を図る(直接皮膚に当てないよう注意)
  • ・術後1週間は強く目をこすったり、まぶたを引っ張ったりしない
  • ・洗顔・メイクは医師の許可が出るまで控える(通常24〜48時間後から可)
  • ・入浴は短時間のシャワー程度とし、長時間の入浴やサウナは避ける

 

切開法・目頭切開・下眼瞼形成術の術後ケア

  • ・創部は清潔なガーゼで保護し、医師の指示に従い消毒や軟膏塗布を継続
  • ・抜糸までの間は濡らさないよう注意し、洗顔も控えめに
  • ・腫脹が強い場合は、冷却を活用(1回10分以内、1日数回まで)
  • ・術後3〜5日目以降からは、軽い温罨法(ホットタオルなど)で血行促進し、内出血の吸収を助ける
  • ・抜糸後は医師の許可のもと、メイクや通常の洗顔を再開

 

眼瞼下垂手術・たるみ取り手術の術後ケア

  • ・創部の保護と清潔保持は必須
  • ・腫脹が引くまで枕を高くして寝る
  • ・点眼薬は感染予防とドライアイ対策両方を目的に処方されるため、必ず指示通りに使用
  • ・強い目の開閉や表情筋の過度な使用は1週間程度控える

 

生活習慣で気をつけるべきこと

術後の回復を妨げたり、合併症リスクを高めたりする生活習慣があります。ここでは、目元整形後に特に注意すべきポイントを解説します。

 

入浴・洗顔・メイクの再開時期

  • ・埋没法は術後24〜48時間経過後、切開法は抜糸後から洗顔・メイクが可能となることが多い
  • ・創部を強くこすらないようにする(コットンやガーゼでやさしく拭う)
  • ・洗髪時も水やシャンプーが傷にかからないよう配慮

 

運動・飲酒・喫煙

  • ・術後1週間は激しい運動や重労働、サウナ・岩盤浴などの発汗を伴う行為は控える
  • ・飲酒は血流促進による腫脹増悪や内出血リスクがあるため、術後2週間は控えるのが望ましい
  • ・喫煙は創傷治癒遅延や感染リスク増加のため、術前後は禁煙が望ましい

 

睡眠姿勢と枕の工夫

  • ・術後1週間は枕を高くして仰向けで寝ることで、顔面・まぶたの腫れを軽減
  • ・うつ伏せ寝や横向き寝は腫脹や左右差の原因になるので避ける

 

目の使い方・デジタルデバイスの利用

  • ・長時間のスマートフォンやパソコン作業は、術直後は控えめに
  • ・術後はドライアイになりやすいため、適宜点眼で調整

 

術後のデザイン維持と後戻り予防

せっかく手術で得られた理想のデザインも、術後のケアが不十分だと後戻りや左右差が生じやすくなります。「二重幅が狭くなった」「ラインが消えた」「傷跡が目立つ」といったトラブルを防ぐためのポイントを解説します。

 

埋没法の後戻り予防

  • ・術後1週間はまぶたを強くこすらない
  • ・アイプチやアイテープなどの二重形成化粧品の多用は控える
  • ・目を強く閉じる・擦るなどの習慣は避ける
  • ・まつげエクステは術後2週間以上経過し、まぶたの安定を確認してから

 

切開法・目頭切開などの傷跡管理

  • ・抜糸後からはUVケア(紫外線対策)を徹底し、色素沈着を予防
  • ・傷跡保護テープやシリコンシート、創傷治癒促進クリームの活用
  • ・医療グレードのビタミンCクリームやトラネキサム酸外用薬も有効
  • ・創部のマッサージ(医師の許可が出てから)で滑らかな傷跡形成を促進

 

左右差・ラインの乱れへの対応

  • ・術直後は腫脹により一時的に左右差・非対称が目立つことがあるが、1〜3ヶ月で落ち着く
  • ・極端な変化や不自然なラインが持続する場合は、早めに医師へ相談

 

トラブル発生時の対応と相談のタイミング

術後に「痛みが強い」「創部からの出血が止まらない」「発熱や膿が出る」「まぶたが開かない」などの異常を感じた場合、自己判断で様子を見るのは危険です。以下に、早急に医療機関へ相談すべき症状をまとめます。

  • ・術創部からの持続する出血、急激な腫脹や発赤
  • ・創部の強い疼痛や熱感、膿の排出
  • ・視力低下や視野障害
  • ・高熱や全身倦怠感
  • ・糸の露出や創部離開(傷が開く)

また、術後1〜3ヶ月経過しても「二重幅が極端に狭くなった」「ラインが消失した」「左右差が明らかに大きい」などのデザイン上の問題が持続する場合も、アフターケア外来や主治医へ相談しましょう。再手術や修正術が必要となるケースもあります。

 

まとめ:理想の目元を長く保つために

目元の美容外科手術は、術後のケアや生活習慣が仕上がりを大きく左右します。腫れや内出血の管理、創部の清潔保持、適切な生活制限、そしてトラブル時の迅速な対応が、美しく安全な結果につながります。術後の指導内容を正しく守り、気になる点は早めに医師へ相談することが大切です。

美容外科医としては、患者様一人ひとりの生活背景や体質にも配慮したオーダーメイドの術後指導こそが、理想の目元を長く保つ秘訣だと考えています。手術の成功を最大限に引き出すために、ぜひ本記事の内容を実践し、美しい目元を楽しんでください。

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