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目の整形

目元整形の最新手法と術式別の効果・リスク徹底比較

理想の目元を目指す:現代美容外科における目の整形術のすべて

 

目次

  • ・目の整形とは:概要と目的
  • ・目元の美的バランスとデザイン理論
  • ・二重まぶた形成術(埋没法・切開法)の詳細比較
  • ・目頭切開・目尻切開・たれ目形成など周辺術式の違いと選択基準
  • ・上眼瞼・下眼瞼のたるみ取りと若返り術
  • ・眼窩脂肪・脂肪注入の応用とその適応
  • ・リスクと合併症:術式ごとの安全性と対策
  • ・最新トレンド:非切開系・ハイブリッド施術の可能性
  • ・デザイン相談から術後ケアまで:現場からのアドバイス
  • ・まとめ:理想の目元形成に向けて

 

目の整形とは:概要と目的

目の整形(眼瞼手術)は、美容外科領域で最も需要が高い分野の一つです。人の印象を決定づける「目元」は、単に二重にするだけでなく、目の大きさや形、左右差、まぶたの厚み、加齢による変化など多様な悩みや理想像に応じて、さまざまな術式が開発されています。
目の整形の主な目的は以下の通りです。

  • ・目を大きく見せる
  • ・二重まぶたのラインを形成・強調する
  • ・若々しい印象を与える
  • ・左右差や蒙古ひだ、たるみの改善
  • ・機能的な障害(眼瞼下垂等)の修正

美容外科医の立場からみると、患者の骨格や筋肉構造、皮膚の質感を正確に評価し、個々のニーズに合わせたカスタマイズが求められます。

 

目元の美的バランスとデザイン理論

理想的な目元デザインには、美容外科的な知識と美的感覚の双方が重要です。
近年は単に「大きな目」や「二重幅が広い」というだけでなく、顔全体との調和や、まぶた・目尻・涙袋など各パーツのバランスを重視する傾向が強まっています。

顔貌バランスと黄金比

目の横幅と縦幅、目頭と目尻の位置、眉毛や鼻との関係性など、顔全体のバランスを考慮する「黄金比(1:1.618)」や「三分割法(眉頭〜眉尻、目頭〜目尻、目尻〜こめかみ)」がデザインの指標となります。

二重幅・カーブの選択

二重ラインの幅やカーブは、目の開き具合やまぶたの厚み、眼窩脂肪の量、皮膚の余剰によって適切なデザインが異なります。
過度な幅広二重は「不自然」「眠たそう」に見える場合もあるため、患者の骨格・希望・加齢変化を総合的に判断する必要があります。

 

二重まぶた形成術(埋没法・切開法)の詳細比較

日本における美容外科で最もポピュラーな施術が「二重まぶた形成術」です。ここでは代表的な「埋没法」と「切開法」について、解剖学的根拠や術式の違い・効果・リスクを詳述します。

埋没法(非切開式二重術)

埋没法は、糸でまぶたを数点留めることで二重ラインを形成する術式です。
多くは「瞼板法」または「挙筋法」で行い、糸の留め方(2点・3点・4点・ループ法など)や糸の種類(ナイロン・ポリエステル系など)、針の走行経路などで細分化されます。

  • ・メリット:ダウンタイムが短い、腫れが少ない、抜糸で元に戻せる
  • ・デメリット:取れやすい、まぶたの厚み・皮膚のたるみが強い場合は不向き、ラインが薄くなることがある

埋没法の持続は「個人差が大きい」ですが、平均して2〜5年、場合によっては数ヶ月で元に戻ることもあります。
術後は糸による違和感や結膜側の露出(結膜側脱出)、まぶたの腫脹、内出血などがリスクです。

切開法(切開式二重術)

切開法は、希望の二重ライン上で皮膚を切開し、余剰皮膚や眼窩脂肪を適宜切除・処理し、内部組織(瞼板・挙筋腱膜・ROOFなど)と皮膚をしっかりと縫合する方法です。
「部分切開(二重ラインの中央のみ)」「全切開(目頭〜目尻まで)」などのバリエーションがあります。

  • ・メリット:二重が取れにくく、持続性抜群
  • ・デメリット:ダウンタイムが長い、内出血・腫れが強い、傷跡のリスク

切開法は、分厚いまぶた・皮膚のたるみ・脂肪の多い方、または「明確な二重ラインを長期的に維持したい」方に適応します。
合併症としては、左右差、ラインの食い込み過ぎ、過剰切除による凹み、瘢痕肥厚などが挙げられます。

埋没法と切開法の選択基準

患者の希望、まぶたの厚み、皮膚のたるみ、過去の手術歴、ダウンタイムの許容度などを総合的に評価し、カウンセリング時に最適な術式を提案します。
美容外科医の経験と技術が仕上がり・満足度に直結するため、術前のデザイン確認・術中の微調整が極めて重要です。

 

目頭切開・目尻切開・たれ目形成など周辺術式の違いと選択基準

目の横幅や形状を調整するための外眼角周辺術式は多様化しています。それぞれの特徴と適応例を比較します。

目頭切開

蒙古ひだ(medial canthal fold)が発達している日本人・アジア人に多い術式です。
Z法・W法・内田法・Mustardé法など複数の切開デザインがあり、蒙古ひだの被覆度・皮膚の柔軟性によって選択されます。

  • ・メリット:目の横幅が広がり、目つきが柔らかくなる
  • ・デメリット:傷跡が残ることがある、過剰切開で「寄り目」になるリスク

目尻切開

外眼角側を切開して目の横幅を広げる術式です。眼輪筋・外眼角靱帯の解剖を熟知したうえで、必要最小限の剥離・縫合が求められます。

  • ・メリット:目の横幅拡大、優しい印象の目元
  • ・デメリット:戻りやすい、結膜側の癒着や外反リスク

たれ目形成(グラマラスライン形成)

下眼瞼の外側を下方に引き下げることで「たれ目」「優しい目元」を作る術式です。
主に「下眼瞼下制術」「下三白眼形成」「結膜側アプローチ」などがあります。

  • ・メリット:柔らかく可愛らしい印象
  • ・デメリット:結膜浮腫、外反、左右差が出やすい

これらの術式は、単独施行だけでなく二重術や他の目元手術と組み合わせることで、より理想的なデザインを実現できます。
いずれも、顔全体のバランスや患者の希望に応じて慎重に術式選択を行います。

 

上眼瞼・下眼瞼のたるみ取りと若返り術

加齢とともに上まぶたは皮膚・筋肉のたるみ、下まぶたは「ふくらみ(脂肪の突出)」や「クマ」に悩むケースが増加します。これに対処する術式には以下のようなものがあります。

上眼瞼たるみ取り(上眼瞼皮膚切除術)

二重ラインまたは眉下で皮膚を切除し、余剰皮膚・筋肉を処理することで、目の開きを改善し、若々しい印象に導きます。
「眉下切開法」は傷が目立ちにくく自然なリフトアップが可能です。

下眼瞼たるみ取り(下眼瞼除皺術・ハムラ法・裏ハムラ法)

下まぶたの脂肪突出には「皮膚側アプローチ(ハムラ法)」と「結膜側アプローチ(裏ハムラ法)」があり、皮膚のたるみ・脂肪量・シワの状態によって使い分けます。
余剰脂肪を移動させることで「クマ」の改善効果も得られます。

  • ・メリット:加齢サインの根本改善
  • ・デメリット:腫れや内出血、結膜浮腫、一時的な違和感

中等度以上のたるみや脂肪突出には手術治療が最も効果的ですが、軽度の場合は非切開系治療(HIFU、RF、脂肪溶解注射等)も選択肢となります。

 

眼窩脂肪・脂肪注入の応用とその適応

目元では「余分な脂肪を減らす」だけでなく、「不足部分に脂肪を補う」治療も重要です。

眼窩脂肪除去・移動

下まぶたの脂肪突出(いわゆる「目袋」)は、結膜側からアプローチして肥大化した眼窩脂肪を除去、または頬方向へ移動(ハムラ法)させることで凹凸を滑らかにします。

脂肪注入(マイクロCRF・ナノファット等)

目元のくぼみ(上眼瞼くぼみ・下眼瞼凹み)やゴルゴラインには、自家脂肪注入(腹部・大腿部から採取し精製した脂肪を微量注入)が有効です。
脂肪の生着率や注入層(皮下・筋肉下・骨膜上)については症例ごとに最適化が必要です。

  • ・メリット:自然なボリューム形成、アレルギーリスクが低い
  • ・デメリット:吸収されやすい、しこりや左右差のリスク

ヒアルロン酸注入も併用されますが、脂肪注入のほうが長期的なボリューム保持が期待できます。

 

リスクと合併症:術式ごとの安全性と対策

どの術式にもメリット・デメリットがあり、リスクを理解したうえで施術選択・術前後のケアを徹底することが重要です。

術後の腫れ・内出血・痛み

ほぼ全術式で数日〜1週間程度の腫れ・内出血が想定されます。
冷却・安静・抗炎症薬の投与、術後1週間程度のメイク・コンタクト装用制限が推奨されます。

左右差・戻り・傷跡

技術的要因(デザインミス・過剰切除・縫合不良など)や個人差(まぶたの腫れや炎症反応等)で左右差やラインの消失、傷跡の肥厚が起こることがあります。
修正術や再手術が必要になる場合もあり、術者選び・術前相談が極めて重要です。

その他の合併症

  • ・感染症(術部の発赤・膿・発熱)
  • ・アレルギー反応(糸・局所麻酔薬・外用薬等)
  • ・眼球損傷、視力障害(極めて稀)
  • ・慢性の違和感やドライアイ、結膜浮腫

これらのリスクを最小限に抑えるため、クリニック選び・術者の経験・術後のフォロー体制が不可欠です。

 

最新トレンド:非切開系・ハイブリッド施術の可能性

近年は「ダウンタイムを極力減らしたい」「傷跡を残したくない」といったニーズの高まりから、非切開系・ハイブリッド施術が進化しています。

非切開式たるみ治療

  • ・RF(高周波)・HIFU(超音波)による皮膚収縮
  • ・糸リフト(PDO・PCL等)による軽度リフトアップ
  • ・脂肪溶解注射による目元のボリュームコントロール

ハイブリッド二重術

埋没法+極小切開で「ダウンタイムと持続性のバランス」を追求する技術も登場。
マイクロ切開・極細糸・ナノニードルなど、低侵襲性の器具が発展し、従来よりも腫れ・内出血を減らすことが可能です。

注入施術との組み合わせ

ヒアルロン酸やボトックスによる「涙袋形成」「目元のシワ改善」など、切開術と組み合わせることで、総合的な印象アップが期待できます。

従来の手術と非切開系治療を柔軟に組み合わせ、患者のライフスタイルや希望に合わせた「オーダーメイド治療」が主流となりつつあります。

 

デザイン相談から術後ケアまで:現場からのアドバイス

目元整形は「デザイン相談」「術式選択」「術後ケア」の三位一体が成功の鍵です。美容外科医として重要視しているポイントをまとめます。

カウンセリングの重要性

  • ・患者の希望(写真やイメージ)を具体的に共有
  • ・現状の目元構造(骨格・筋肉・皮膚・脂肪量)の詳細評価
  • ・理想に近づく最適な術式の提案
  • ・術後のダウンタイム・リスク・仕上がり予想の丁寧な説明

デザインシミュレーションの活用

近年は3Dシミュレーションやデジタル画像加工で術前イメージを具体化することが可能です。
術後のギャップを減らすうえで、患者自身が納得・安心できるまで複数回のデザイン確認を重ねます。

術後ケアとダウンタイム対策

  • ・患部の冷却、安静、抗生剤・消炎鎮痛薬の内服
  • ・メイク・洗顔・コンタクトレンズの再開時期の指示遵守
  • ・腫れ・内出血が強い場合は早めの受診
  • ・必要に応じて修正術の提案・実施

術後数週間〜数ヶ月は変化の過程を写真記録し、傷跡ケア(テープ・シリコンシート・レーザー等)を行うことで、より美しい仕上がりを目指します。

 

まとめ:理想の目元形成に向けて

目元整形は、単なる「二重」や「大きな目」を目指す時代から、「個々の顔立ちに合ったバランスとナチュラルさ」を最重視する時代へと進化しています。
多様化する術式・治療法からベストな選択を行うには、美容外科医の専門知識と経験、そして患者の理想像の明確化が不可欠です。
各術式のメリット・デメリット、ダウンタイムやリスク、術後のケアまでをしっかり理解し、納得のいくカウンセリングとデザインシミュレーションを経て施術に臨みましょう。

「一生ものの美しい目元」を目指し、信頼できるクリニック・医師選びが最も重要なポイントです。
目元整形は「人生を変えるきっかけ」となり得るからこそ、慎重な判断と十分な納得のうえで、理想の自分に一歩近づいてください。

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