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豊胸

豊胸術後の適切な生活指導とケアのすべて

豊胸手術後の生活指導とアフターケア徹底解説

美しいバストラインを求めて豊胸術を受ける方が増えています。しかし、理想の仕上がりを実現し長く美しさを保つためには、術後の生活管理と適切なセルフケアが欠かせません。この記事では、専門医の視点から術後の回復を早め、合併症やトラブルを防ぐための実践的な生活指導とアフターケアについて詳しく解説します。

 

目次

  • ・豊胸術の種類とそれぞれの術後経過
  • ・術後早期(1週間以内)の生活指導
  • ・中期(2週間~1か月)のケアと注意点
  • ・長期(1か月以降)のアフターケアとライフスタイル
  • ・術後合併症予防のためのセルフチェック
  • ・術後の運動・入浴・食生活ガイドライン
  • ・日常生活への復帰時期と注意点
  • ・よくあるQ&Aとトラブル時の対応
  • ・まとめ:理想のバストを長く維持するために

 

豊胸術の種類とそれぞれの術後経過

豊胸術には大きく分けて「シリコンインプラント挿入法」「脂肪注入法」「ヒアルロン酸注入法」があります。それぞれの術式ごとに術後の経過やケアポイントが異なります。ここでは術式ごとの特徴と術後経過を解説します。

 

シリコンインプラント挿入法

・アンダーバストや乳輪、腋窩(えきか:脇の下)などからアプローチして人工乳腺(インプラント)を挿入します。
・大胸筋下、乳腺下、またはデュアルプレーン法(大胸筋と乳腺の間に挿入)など複数の術式があります。
・術後は腫脹、内出血、疼痛が1週間~10日程度続きます。
・カプセル拘縮(被膜が硬くなる現象)やインプラントの位置ずれ、感染などのリスクも。

 

脂肪注入法

・自分自身の脂肪を太ももや腹部などから吸引し、特殊な処理を施した後、乳房に移植する方法です。

  • ・自然な仕上がりが特徴だが、注入脂肪の一部は吸収されるため、術後のボリューム変化がある。
  • ・注入部位や脂肪採取部位双方のケアが必要。
  • ・しこり(脂肪壊死)や石灰化のリスク。

 

ヒアルロン酸注入法

・比較的手軽でダウンタイムが少ない、短時間で行える方法です。
・注入後数日は腫脹や圧痛が生じることがあります。
・ヒアルロン酸は徐々に吸収されるため、効果は一時的。

 

術後早期(1週間以内)の生活指導

手術直後から1週間以内は、豊胸術後の最も重要な回復期です。この時期の過ごし方が、その後の仕上がりや合併症のリスクを大きく左右します。術式ごとにポイントは異なりますが、共通して重要な注意点をまとめます。

 

疼痛管理と内出血・腫脹への対応

  • ・術後は処方された鎮痛剤を指示通りに服用し、痛みを我慢しないようにしましょう。
  • ・内出血や腫脹が強い部位には冷却パックを10分程度、1日数回当てると効果的です(ただし、直接皮膚に当てず、ガーゼなどで包む)。
  • ・心臓より高い位置に上肢を上げる姿勢をとることで腫脹を軽減できます。

 

創部の管理と感染予防

  1. 1. 創部は医師の指示通り、防水テープやガーゼで保護し、濡らさないように注意します。
  2. 2. 指定された期間は入浴やシャワーを控え、清拭で対応しましょう。
  3. 3. 創部を触る際は必ず手洗いを徹底し、清潔な手袋を使うとより安心です。

 

体位・日常動作の注意点

  • ・うつ伏せや横向きで寝るとインプラントや脂肪がずれるリスクがあるため、仰向けで安静に寝ることを推奨します。
  • ・腕の挙上や重いものを持ち上げる動作は極力避けましょう(特にシリコンの場合)。
  • ・急な動きや転倒もリスクとなるため、日常動作はゆっくり慎重に。

 

専用ブラジャーや固定具の使用

  • ・術後は医師指定のサポートブラジャーやバンド、固定用テープを24時間着用することで、位置ずれや被膜拘縮のリスクを低減します。
  • ・ワイヤー入りやパッド付きブラジャーは避け、締め付けない適度なサポートが重要です。

 

中期(2週間~1か月)のケアと注意点

術後2週目以降は、腫脹や痛みが軽減し、日常生活への復帰が本格化します。しかし、この時期も適切なケアを怠ると、仕上がりや合併症リスクに影響します。

 

マッサージ・ストレッチの開始と注意点

  • ・シリコンインプラントの場合、医師の許可が出たら乳房周囲のソフトマッサージやストレッチを開始(過度な力は禁物)。
  • ・脂肪注入の場合は注入部位への圧迫や過度なマッサージは吸収リスクが高まるため厳禁。

 

日常生活への段階的復帰

  1. 1. 軽い家事やデスクワークから再開し、重労働やスポーツは医師の許可が出てから。
  2. 2. 入浴は創部の状態を確認し、医師の指示に従って部分浴から徐々に。

 

ブラジャー選びと着用方法

  • ・術後1か月までは引き続きサポートブラの着用を推奨(特に就寝時)。
  • ・乳房の形状変化に合わせて徐々に普通の下着に移行できますが、締め付けや圧迫に注意。

 

脂肪採取部位・注入部位の管理

  • ・脂肪吸引部位の圧迫下着(ガードルなど)は、医師の指示通りに装着期間を守りましょう。
  • ・内出血や腫脹が長引く場合は早めに受診を。

 

長期(1か月以降)のアフターケアとライフスタイル

術後1か月を過ぎると、多くの方が通常の生活に戻れますが、長期的な美しいバスト維持のためには、引き続き意識したいポイントがいくつかあります。

 

バストマッサージと定期的なセルフチェック

  • ・インプラントの場合、柔らかさや位置を維持するために、月に数回優しくマッサージを行いましょう(医師の指導下)。
  • ・脂肪注入の場合は、定期的にしこりや違和感がないかをセルフチェック。

 

運動・スポーツ再開のガイドライン

  • ・軽いジョギングやウォーキングは1か月後から、筋トレや激しいスポーツは2~3か月後を目安に医師確認のうえ再開。
  • ・コンタクトスポーツやバストへの衝撃がある運動は慎重に。

 

美しいバストの維持のための生活習慣

  • ・体重の急激な増減を避け、バランスの良い食事と適度な運動習慣を心がけましょう。
  • ・十分な睡眠とストレス管理もホルモンバランス維持に役立ちます。
  • ・喫煙は血流悪化や被膜拘縮リスクを高めるため禁煙推奨。

 

定期健診の重要性

  • ・シリコンインプラントの場合、1年ごとの超音波検査やMRIで被膜拘縮・インプラント破損の有無を確認しましょう。
  • ・脂肪注入後も、しこりや石灰化のチェックのため定期受診を。

 

術後合併症予防のためのセルフチェック

合併症やトラブルの早期発見は、治療成績や仕上がりに直結します。自宅でできるセルフチェック項目をまとめます。

  1. 1. バストの左右差や形状の変化が急に現れていないか。
  2. 2. 腫脹や発赤、熱感、持続する痛みがないか。
  3. 3. 硬結(しこり)や皮膚の変色がないか。
  4. 4. 創部からの分泌物(膿や血液)が増えていないか。
  5. 5. 全身症状(発熱、倦怠感など)がないか。

異常があれば、早めに手術を受けたクリニックに相談しましょう。特に急激な腫脹や発赤、発熱は感染のサインのことがあり早急な対応が必要です。

 

術後の運動・入浴・食生活ガイドライン

術後の生活で特によく質問される「運動」「入浴」「食生活」について、具体的なタイミングとポイントを解説します。

 

運動再開の目安と注意点

  • ・術後1週間は安静第一、2週目以降は軽いストレッチや散歩から徐々に再開。
  • ・上半身を激しく動かす運動(腕立て伏せ、テニス、水泳など)は1~2か月後から。
  • ・脂肪注入の場合は、脂肪が定着する2~3か月は激しい運動を控えることが望ましい。

 

入浴・シャワーのタイミング

  • ・創部が完全に閉じるまではシャワー浴のみ、浴槽入浴は医師の指示を厳守。
  • ・脂肪吸引部位も含め、長時間の入浴やサウナ・岩盤浴は1か月間控えましょう。

 

食生活のポイント

  • ・高タンパク・低脂肪の食事を心がけ、ビタミン・ミネラルをバランス良く摂取。
  • ・過度な飲酒や暴飲暴食、極端なダイエットは避け、術後の傷の治癒促進に配慮。
  • ・手術直後はカフェインや塩分の摂りすぎにも注意しましょう。

 

日常生活への復帰時期と注意点

日常生活への復帰時期は術式や個人差により異なりますが、一般的な目安と注意点を解説します。

 

仕事や家事への復帰

  • ・デスクワークや軽作業は術後3日~1週間後から可能な場合が多い。
  • ・重いものを持つ作業や長時間の立ち仕事は、術後2週間以降が目安。
  • ・保育士や介護職など抱き上げ動作が多い職種では、復帰時期について主治医とよく相談しましょう。

 

旅行や飛行機利用時の注意

  • ・術後2週間以内は長時間の移動や飛行機利用は控えるのが無難です(血栓症予防や急な体調変化対策のため)。
  • ・海外旅行は術後1か月以降、クリニックのアフターフォロー体制を確認してから計画しましょう。

 

性生活の再開時期

  • ・乳房への強い刺激や圧迫は術後1か月間避けるのが基本。
  • ・違和感や痛みが残る場合は無理をせず、主治医に相談を。

 

よくあるQ&Aとトラブル時の対応

患者さんからよくいただく質問と、その対応策をQ&A形式でまとめました。

 

Q1. バストが硬い・左右差が目立つのは正常?

術後2週間~1か月は腫脹や被膜形成の過程で一時的に硬さや左右差が目立つことがあります。1か月を過ぎても著しい硬さや左右差が続く場合は、カプセル拘縮や位置ずれ、脂肪壊死などの可能性があり、受診をおすすめします。

 

Q2. 術後にしこりや痛みが出てきました。どうすれば?

しこり(硬結)は脂肪壊死や感染、カプセル拘縮などが原因の場合があります。持続する痛みや熱感、発赤を伴う場合は早急にクリニックへ連絡し、診察を受けてください。

 

Q3. インプラントが破損した場合のサインは?

急なバストの形状変化、違和感、腫脹、赤み、痛みなどが現れた場合はインプラントの破損や位置ずれの可能性があります。MRIやエコーでの精査が必要ですので、速やかに受診してください。

 

Q4. 術後、妊娠や授乳は可能ですか?

インプラントや脂肪注入後も妊娠・授乳は可能ですが、手術部位の状態や乳腺のダメージによっては授乳量に影響が出ることがあります。妊娠予定がある場合は、手術前に医師と十分に相談しましょう。

 

Q5. クリニック受診の目安は?

  • ・発熱、強い痛み、創部からの膿など急性症状がある場合は即受診。
  • ・バストの変形やしこり、違和感が持続・悪化する場合。
  • ・定期健診は術後1か月、3か月、6か月、1年ごとが推奨されます。

 

まとめ:理想のバストを長く維持するために

豊胸術は手術自体の技術だけでなく、術後のケアや生活管理が美しいバストを長く保つための重要なポイントです。術後の生活指導は、合併症予防と理想的な仕上がりの両立に欠かせません。

術後は医師の指示を守り、無理のない範囲で体を動かし、適切な栄養や休息を心がけましょう。違和感や異常があれば早めの受診を。

長くきれいなバストを楽しむためにも、正しい術後ケアと定期的なチェックを続けてください。

あなたの理想のバストライフが、より美しく、健康的なものでありますように。

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