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豊胸

豊胸術のすべて:インプラントと脂肪注入の徹底比較と最新知見

理想のバストを実現するための豊胸術徹底解説:インプラントvs脂肪注入の違いと選択ポイント

美しく自然なバストラインを求める女性にとって、豊胸術は大きな選択肢の一つです。本記事では、現代美容外科学における主要な豊胸術である「インプラント法」と「脂肪注入法」の違いや、期待できる効果、リスク、選択基準、術後ケア、デザインのポイントなど、最新の知見とともに専門家目線で詳細に解説します。あなたの理想に近づくための確かな情報をお届けします。

 

目次

  • ・豊胸術の歴史と進化
  • ・豊胸インプラント法の詳細
  • ・脂肪注入による豊胸法の詳細
  • ・インプラントと脂肪注入の比較
  • ・豊胸術のデザインとカウンセリング
  • ・術前準備とアセスメント
  • ・術後ケアと合併症予防
  • ・最新技術と今後の展望
  • ・症例紹介:個別ニーズへのアプローチ
  • ・Q&A:よくある質問に専門医が回答
  • ・まとめ

 

豊胸術の歴史と進化

豊胸術は20世紀初頭から試行錯誤の歴史を持ちます。初期にはパラフィンやシリコンの直接注入といった危険な手法が用いられましたが、感染や異物反応が多発しました。1960年代にシリコンジェルインプラントが登場し、安全性と自然な形状を目指す大きな転換点となりました。
1990年代には生理食塩水バッグが広まり、2000年代以降はコヒーシブシリコン(高粘度シリコン)を用いたインプラントが主流に。日本では2006年に厚生労働省がシリコンインプラントの承認を一時停止するなど、規制強化を経て、現在は厳重な安全管理のもとで施術が行われています。
脂肪注入法は1980年代にリポサクション(脂肪吸引)の技術進歩とともに発展。近年はピュアグラフトやセルチャー(脂肪幹細胞強化法)などの技術革新が進んでいます。

 

豊胸インプラント法の詳細

インプラントの種類と特徴

豊胸インプラントは大別すると「シリコンジェルインプラント」と「生理食塩水インプラント」に分類されます。

  • ・シリコンジェルインプラント:コヒーシブ(高粘度)シリコンを主体とし、形状保持力と柔らかな触感が特徴。アナトミカル型(涙型)とラウンド型(丸型)があり、バストのデザインに合わせて選択可能です。
  • ・生理食塩水インプラント:シリコン製の外殻に生理食塩水を充填。リップリング(波打ち現象)が起こりやすく、触感や形状の自由度はシリコンに劣りますが、万が一破損した際の安全性が高いとされます。

挿入部位別の術式(アプローチ)

インプラントの挿入部位は大きく以下の3つに分けられます。

  • ・大胸筋下法(submuscular):大胸筋の下にインプラントを挿入。カプセル拘縮が起きにくく、自然な触感が得られやすい。
  • ・乳腺下法(subglandular):乳腺と大胸筋の間にインプラントを挿入。術後の痛みが少なく、術式が比較的簡便。
  • ・デュアルプレーン法:乳腺下と大胸筋下の両方の特性を活かした挿入法。自然なバストラインと安定性を両立。

インプラント豊胸のメリット・デメリット

メリット:

  • ・確実なバストアップ効果(1〜3カップ以上も可能)
  • ・形状や大きさの細かな調整が可能
  • ・長期的な安定性

デメリット:

  • ・カプセル拘縮(被膜の硬化)リスク
  • ・稀にインプラント破損や変形
  • ・術後の違和感や痛み、ダウンタイム
  • ・定期的な検診や将来的な入れ替え手術が必要な場合がある

インプラントの材質とメーカー選定のポイント

世界的に信頼性の高いインプラントはMotiva(モティバ)、Mentor(メンター)、Allergan(アラガン)などが挙げられます。各メーカーはシェル(外殻)の構造、表面のテクスチャー(スムースタイプ/テクスチャードタイプ)、ゲルの硬度などに独自性があります。
日本国内ではPMDA(医薬品医療機器総合機構)の認可を受けた製品のみ使用されており、術者は患者さんの体格・皮下厚・希望されるデザインに基づき、最適なタイプを選定します。

術式の流れ

インプラント豊胸術の基本的な流れは以下の通りです。

  1. 1.や2.のように数字をつけてください:術前カウンセリングと画像診断(エコー、CT等による乳腺・筋層の評価)
  2. 2.や3.のように数字をつけてください:マーキングと最終デザイン決定
  3. 3.や4.のように数字をつけてください:麻酔(全身麻酔または静脈麻酔)
  4. 4.や5.のように数字をつけてください:切開(乳房下縁、乳輪周囲、腋窩のいずれかを選択)
  5. 5.や6.のように数字をつけてください:インプラントポケットの作成
  6. 6.や7.のように数字をつけてください:インプラント挿入と位置調整
  7. 7.や8.のように数字をつけてください:創部縫合・ドレーン設置(必要に応じて)
  8. 8.や9.のように数字をつけてください:術後管理(圧迫固定、抗生剤投与など)

術後合併症とその対応

インプラント豊胸で最も注意すべきはカプセル拘縮です。これは生体がインプラントを異物とみなし、被膜を形成して硬くなり、変形や痛みを生じる現象です。予防には術中の無菌操作、抗生剤投与、術後マッサージなどが重要です。
その他、血腫、感染、インプラントの位置ずれ、リップリング、皮膚壊死、乳頭感覚障害なども稀に認められます。
2019年にはテクスチャードタイプの一部インプラントで乳房関連未分化大細胞リンパ腫(BIA-ALCL)のリスクが報告され、製品選択に一層の注意が求められています。

 

脂肪注入による豊胸法の詳細

脂肪注入法の原理と種類

脂肪注入豊胸は、自身の身体から採取した脂肪を精製・濃縮し、バストの各層に分散注入する方法です。脂肪細胞が生着しやすいように、細かく多層にわたり注入するのがポイントです。
脂肪注入法はさらに以下に分類されます。

  • ・コンデンスリッチファット(CRF):遠心分離により不純物と壊死細胞を取り除き、濃縮した脂肪を注入。生着率が高い。
  • ・ピュアグラフト:フィルターシステムで洗浄・濾過した脂肪を用いる。生着率と安全性のバランスが良好。
  • ・幹細胞補強法(セルチャー、CAL法など):脂肪幹細胞を分離・増殖させて脂肪とともに注入。生着率向上とボリューム維持が期待される。

脂肪注入豊胸のメリット・デメリット

メリット:

  • ・異物反応がなく、自然な触感・見た目
  • ・同時に痩身効果(腹部や太腿などから脂肪吸引)も得られる
  • ・術後のしこり、拘縮などのリスクが低い
  • ・乳腺や授乳機能への影響が少ない

デメリット:

  • ・生着率は個人差が大きく、50~70%前後(1回の注入で1カップ程度UPが標準)
  • ・複数回の施術が必要な場合がある
  • ・脂肪がしこり(脂肪壊死)や石灰化を起こすことがある
  • ・痩せ型の方では十分な脂肪採取が困難なことがある

脂肪採取部位と注入手技

脂肪は通常、腹部・大腿・臀部・腰部などから採取します。採取時にはカニューレ径や吸引圧に配慮し、脂肪細胞の損傷を最小限に留めることが重要です。
注入は乳腺下・大胸筋下・皮下多層など、デザインや皮下厚、ボリュームに合わせて分散注入します。
幹細胞補強法の場合は、遠心分離・酵素処理などで脂肪幹細胞を分離して脂肪と混和後、同様に注入します。

生着率を高める工夫と術後管理

脂肪注入の成功には「細胞の損傷予防」「不純物の除去」「均一な分散注入」「注入量の適正化」が鍵となります。術後は圧迫や過度なマッサージを避け、脂肪細胞の生着を促すことが重要です。
また、術後の感染予防や、しこり・石灰化の早期発見のため定期的なエコー検査が推奨されます。

 

インプラントと脂肪注入の比較

期待できる効果の違い

インプラント法は1回で確実なボリュームアップができる一方、脂肪注入法はナチュラルさや触感に優れます。

  • ・インプラント:2~3カップ以上の増加も可。形状の自由度が高く、左右差や外傷後の再建にも適応。
  • ・脂肪注入:1回で1カップ程度。生着分に個人差あり。形状や輪郭の微調整が得意。

リスクとダウンタイムの違い

インプラントは手術侵襲が大きめですが、術後のダウンタイムは1~2週間程度。脂肪注入は吸引部位の腫れや内出血を含め、ダウンタイムは2週間~1ヶ月。
リスク面では、インプラントはカプセル拘縮や感染・破損等、脂肪注入はしこりや石灰化、脂肪塞栓などが挙げられます。

長期予後と再手術の可能性

インプラントは10年~15年での入れ替え推奨が一般的ですが、問題なければさらに長期間維持可能。脂肪注入は生着した脂肪が半永久的に残りますが、大きなサイズアップには複数回施術が必要なことも。
両術式ともに、乳腺疾患・乳癌検診との兼ね合い、将来的な再手術適応の有無を十分に考慮する必要があります。

 

豊胸術のデザインとカウンセリング

理想のバストラインとは

バストの美しさは「トップとアンダーの差」「乳房の高さ・幅」「デコルテのボリューム」「左右対称性」「乳頭・乳輪の位置」など多角的な要素で決まります。
日本人に多い「離れ胸」「ボリューム不足」「下垂」などの悩みを、個々の体型や生活スタイルに合わせて改善することが重要です。

カウンセリングで重視すべきポイント

カウンセリングでは、患者さんの希望サイズ・形状・体型・皮膚の伸展性・乳腺の位置・過去の外科歴・将来の妊娠出産計画・持病・アレルギー歴などを詳細に問診し、最適な術式・デザインを提案します。
シミュレーションソフトや3D画像診断の活用、術前術後写真の提示などで、イメージのすり合わせを入念に行います。

インプラントvs脂肪注入の選択基準

インプラントが適するケース:

  • ・大きなサイズアップが希望
  • ・痩せ型で採取できる脂肪量が少ない
  • ・バストの左右差が大きい
  • ・既存のインプラント入替や乳房再建

脂肪注入が適するケース:

  • ・自然な触感を最優先したい
  • ・痩身も同時に希望
  • ・将来的な妊娠・授乳を予定している
  • ・異物(インプラント)への抵抗感が強い

 

術前準備とアセスメント

術前検査の意義

豊胸術では術前に血液検査・感染症検査・心電図・胸部レントゲン・乳腺エコーなどを行い、基礎疾患の有無や乳腺・筋層の状態を詳細に評価します。
特に乳腺疾患の既往や家族歴がある場合は、乳腺外科専門医との連携を推奨します。

最終デザイン決定のプロセス

術前にはバストサイズ、皮膚の伸展性、希望するシルエットをもとに、最適なインプラントサイズ・注入脂肪量・切開部位・ポケット位置などを決定します。
マーキングは座位で行い、体位変化による左右差や皮膚の動きも考慮します。

 

術後ケアと合併症予防

術後ケアの基本

術後は圧迫固定・冷却・安静が基本です。インプラントの場合は数日間の圧迫と早期離床、脂肪注入の場合は吸引部位の圧迫とバスト部の圧迫回避が推奨されます。
抗生剤投与、鎮痛管理、創部の清潔保持が重要です。術後1ヶ月は激しい運動やバストマッサージを避け、定期的な経過観察を行います。

合併症の早期発見と対策

インプラントでは、以下の症状に注意が必要です。

  • ・強い痛みや腫れが続く(血腫・感染・拘縮の可能性)
  • ・発熱や赤み(感染兆候)
  • ・バストの著しい変形(インプラント移動や破損)

脂肪注入では、

  • ・注入部の硬結や突出(脂肪壊死・しこり)
  • ・局所熱感や発赤(感染徴候)
  • ・呼吸苦や胸痛(脂肪塞栓の稀な合併症)

異常を感じた場合は速やかに医療機関を受診しましょう。

 

最新技術と今後の展望

バイオエンジニアリングと豊胸

バイオマテリアルや再生医療技術の発展により、今後は自家脂肪だけでなく、人工脂肪やバイオインプラントなどの新素材が登場する可能性があります。
ヒト脂肪幹細胞の分化誘導や、3Dプリンターによるバスト再建など、より安全かつ自然な豊胸術への期待が高まっています。

AI・3Dシミュレーションの進化

AI解析によるバスト形状診断や、3Dシミュレーションソフトの進化により、術前のデザイン精度が飛躍的に向上しています。
患者さん自身が術後のイメージを事前に確認できることで、満足度や安全性の向上につながっています。

 

症例紹介:個別ニーズへのアプローチ

症例1:インプラントによる2カップアップ

30代女性、痩せ型(BMI 18)、Aカップ→Cカップ希望。乳房下縁切開よりアナトミカル型シリコンインプラント(225cc)を大胸筋下に挿入。
皮膚の伸展性を考慮し、術後のマッサージ指導と経過観察を徹底。術後1年で左右差のない自然なバストラインを維持。

症例2:脂肪注入による自然なボリュームアップ

40代女性、腹部・大腿より計700cc採取し、片側150ccずつ注入。ピュアグラフト処理を併用し、生着率約60%を確認。
術後6ヶ月でしこりや石灰化なく、デコルテの立体感と自然な柔らかさを実現。

症例3:左右差・下垂を伴うケースへの複合施術

50代女性、加齢による左右差と下垂を合併。小型インプラント(120cc)+脂肪注入(100cc)のハイブリッド法を選択。
乳頭位置も乳房挙上術で調整し、バランスの取れた若々しいバストを獲得。

 

Q&A:よくある質問に専門医が回答

術後どれくらいで通常生活に戻れますか?

インプラント術後は1週間程度で日常生活に復帰できますが、激しい運動やバストを強く圧迫する動作は術後1ヶ月程度控えてください。脂肪注入の場合は、吸引部位の腫れが引くまで2週間~1ヶ月を目安にしましょう。

授乳や乳がん検診への影響は?

インプラント・脂肪注入いずれも、乳腺への直接的な影響は少ないですが、術前の乳腺状態や将来的な検診計画は必ず確認しましょう。
乳がん検診は、エコーやMRIなどインプラントや脂肪注入後も対応可能な施設を選ぶことが重要です。

脂肪注入は何回でも可能ですか?

原則として複数回の施術が可能ですが、皮下組織の状態や脂肪採取可能量、生着率などを考慮しながら計画的に行います。しこりや石灰化のリスクを最小限にするため、十分な期間を空けて追加施術を検討します。

インプラントは何年で入れ替えるべきですか?

インプラントには耐用年数があり、10~15年での入れ替えが推奨されますが、破損や変形、拘縮がなければ20年以上経過観察するケースもあります。定期的な画像診断と医師の診察を受けましょう。

 

まとめ

豊胸術は「インプラント」と「脂肪注入」という異なるアプローチがあり、それぞれの特性やリスク、適応を正しく理解することが大切です。
理想のバストラインを実現するためには、経験豊富な専門医による丁寧なカウンセリングとデザインが不可欠です。
最新技術や再生医療の進化により、今後もより安全で自然な豊胸術が期待されています。
豊胸をご検討の際は、信頼できるクリニック・医師選びと十分な情報収集を行い、自分に最適な方法を選択してください。

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